Macのダウングレード方法メモ
・shift + option + command + R を押しながらmacを起動
→購入時のOSが指定された状態で初期化される（今回はSierraになった）
・Catalinaまでバージョンを上げる
はじめに
2020年8月某日、macOS Big Sur beta へとアップデートされた業務用 Mac を Catalina にダウングレードさせなければいけない状況になりました。
悲劇的に Time Machine バックアップが無い状況で対応に悩んだのでメモに残しておきます。
ダウングレードさせる方法
- Time Machine のバックアップから macOS ごと復元する方法
- 外付け HDD にインストーラーを作成してから macOS を再インストールする方法
- インターネット経由で macOS を復元する方法
私が調べた範囲だと上記3つの方法があるとわかりました。
今回はバックアップがなかった、かつ社内に外付け HDD を持ち込めいない状況だったため3の方法を実施しました。
※ 1と2の方法については以下の記事が参考になるかと思うので記載しておきます。
- Time Machine のバックアップからOSごと復元する方法
- 参考記事：バックアップから Mac を復元する
- 外付け HDD にインストーラーを作成してから macOS を再インストールする方法
3. インターネット経由で macOS を復元する方法
- バックアップを取る
- 内蔵ドライブに Mac に当初付属していた macOS 、またはそのバージョンに一番近い、現在も利用可能なバージョンを再インストールする
- 好みの macOS までアップデートする
- macOS 以外のバックアップを復元する
ポイントは2の工程です。
macOS を再インストールする際、Macの電源を入れた直後に「command + R」を押し続けるかと思いますが、ここでは「shift + option + command + R」を押し続けます。
すると最後に Mac にインストールされていたバージョンの macOS ではなく、 Mac に当初付属していた macOS 、またはそのバージョンに一番近い、現在も利用可能なバージョンが再インストールの対象となります。
詳細なインストール手順は上記2つの記事を参考にしていただければと思います。
また、3以降の工程についてはここでは割愛します。（検索して頂ければ、すぐに情報が見つかるかと思います。）
説明は以上となりますが、OSの再インストールはデータ損失のリスクが付きまといます。
なのでこちらの方法を試すときも、必ずバックアップを取るようにしてください。