前回に引き続きふりかえりについて紹介したいと思います。
前回の記事は ふりかえりを数ヶ月回したので紹介してみる です
タイトルからわかる通り、前回の続編となります!
前回の記事では、ふりかえりを回し始めた経緯やふりかえりの内容について紹介しました。
ふりかえりの今後として、他のフレームワークやファシリテーションを持ち回るということをやっていきたいと書いたので、
ファシリテーションを持ち回ったふりかえりの内容を紹介したいと思います。
まずはおさらいから
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ふりかえりを行っているプロジェクトの情報です
- 弊社の社内基幹システムの開発チーム
- チームメンバーは11名
- ふりかえりの期間は約1ヶ月を対象
- ふりかえり時間は1時間30分
- KPTを事前に記載してもらい、ふりかえりの場で共有する
- これまでのふりかえりを定期的に行っておらず、チームとしての課題や問題点、良かった点などが見えなかった
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ふりかえりには3つの目的と3つのステップがある
- 立ち止まる
- チームの成長を加速させる
- プロセスをカイゼンする
ふりかえりのファシリテーションを持ち回る
なぜふりかえりのファシリテーションを持ち回ったのか?
最初の数ヶ月は私自身がファシリテーションを行っていました。
自分自身が持ち回ることでプロジェクトでの課題や問題点を自分ごとのように捉え、カイゼン内容なども主体的に考えられる のではと感じ持ち回ることにしました。
どのようにファシリテーションを持ち回ったのか
はじめは私が次回ファシリテーターを指名制にしました(誰も手が挙がらなかったかも・・・)
はじめに私から指名を受けたのは3年目の若手社員です。最初はすごく戸惑っていましたが、自身の成長にも繋がり苦手なことをすることで自身の成長にも繋がるだろうということで快く受け入れてもらいました。
実際にやってみてどうだったか
実際にふりかえりをまわしてみて、淡々と進めてもらっていましたが、もう少し内容を掘り下げたり、他の人に話題を振ってみたりという点では自分含めて反省する点を見つけることができました。
そのあたりはふりかえりの振り返りで私から見た視点をフィードバックし、次にいかしてもらえると嬉しいです。
そのふりかえりの最後に、次のファシリテーターで2名の方から手を挙げてもらいました。
手を挙げてもらったことに感謝と、主体性がいるメンバーが出てきたことでファシリテーションを持ち回るという意図を汲み取ってくれたのでは?と自分自身で感じたことは大きな収穫でした。
その手を挙げてもらった2名もファシリテーターとして、ふりかえりをまわしてもらい、
良かった点・悪かった点などを次に活かしてもらいたいと思います。
特に直近のふりかえりでは、今年の新入社員がOJT期間中ということもあり、見学会含めて参加されていたので
ファシリテーターはすごく緊張されていましたね。いつもと違う環境で実施するのも良い刺激になったのではと思いました。
ファシリテーションを持ち回ることについて今後は?
実際に持ち回ることで、ファシリテーションをする側と参加する側とでは意識の違いが出てきたのではと思いました。
実際にファシリテーションをやってみた後では、そのメンバーからの質問などファシリテーターではないが
主体性が出てきたのではと感じています。
このふりかえりを通して、ファシリテーションを実践することで、今後別プロジェクトに参画した際に
いざファシリテーターとなった場合でも活かせることが多くあるのではと思います。
すでに持ち回っている方も多いと思われますが、まだ実践されていない方は是非試して見てください!!