はじめに

無駄な変数を定義するより、配列を使ってレコードデータが全て「0」判定を実施する処理を実装することにしました。

用意したデータ

用意したデータは下記のとおりです。

実装したソースコード

実装したソースコードは下記になります。

'配列を使い、配列の要素が全て0のデータを削除する処理
Sub arraytest()
    'ワークシート変数の定義
    Dim ws1 As Worksheet
    '範囲変数の定義
    Dim r As range
    '配列の定義
    Dim array1 As Variant
    'カウント計算の変数
    Dim count As Long
    'カウント変数
    Dim i As Long
    '配列の要素データの変数
    Dim data As Variant
    '最終行変数
    Dim last_row_num As Long
    
    'ws1変数をセット
    Set ws1 = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
    '最終行を取得
    last_row_num = ws1.Cells(Rows.count, 2).End(xlUp).Row
    'カウント変数(開始行の行数)をセット
    i = 3
    'カウント変数が最終行の行数を超えるまでループする
    While i <= last_row_num
        count = 0
        Set r = ws1.range("C" & i & ":" & "E" & i)
        array1 = r
        '配列の要素を取り出し、要素が0の個数を計算する
        For Each data In array1
            If data = 0 Then
                count = count + 1
            End If
        Next
        '0の個数が3の時、行削除する
        If count = 3 Then
            ws1.Rows(i).Delete
            
        Else
        '違う場合はカウント変数を1足す
            i = i + 1
        End If
        
        '最終行を取得する
        last_row_num = ws1.Cells(Rows.count, 2).End(xlUp).Row
        
    Wend
    
End Sub

実行した結果

実行した結果は下記になります。

最後に

配列を使った判定を使うと、コーディングが楽ですね。