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はじめに

さくらのAI Engineを使ってPowershellのソースコードをレビューしたら、どれだけの精度でレビューできるか検証した結果を記事にしました

使用したAIモデル

今回は、大規模言語モデルセンターのllm-jp-3.1-8x13b-instruct4モデルを使用しました

ソースコードレビューに用いたソースコード

ソースコードレビューに用いたソースコードは以下になります。

#########################################
####   ログ削除処理                   ###
####   新規作成   2026/7/30           ###
####   Author by nogizakapython       ###
#########################################

# カレントディレクトリ一時ファイルの変数定義
$listfile = "example.txt"

# 削除対象ファイルのディレクトリの格納先変数の定義
$logpath = ""

# ログファイルの7日前以前のファイル一覧を出力するファイル名変数の定義
$result_csv = "C:\work\log\filelist.csv"

# 削除対象のファイルの拡張子変数の定義
$file_type = "*.xlsx"

try {
    # カレントディレクトリを$listfile変数に指定したテキストファイルに出力する
    Get-Location > $listfile
    if (-not (Test-Path $listfile)) {
        throw "カレントディレクトリの出力に失敗しました: $listfile が作成されませんでした。"
    }

    # カレントディレクトリ表示コマンドの出力結果を1行ずつ読み込み、「C:\」の行を$logpath変数に代入する
    foreach ($line1 in Get-Content -Path $listfile) {
        if ($line1 -match "C:\\") {
            $logpath = $line1
        }
    }

    # $logpathが空の場合は例外をスロー
    if ([string]::IsNullOrEmpty($logpath)) {
        throw "ログパスの取得に失敗しました。C:\から始まるパスが見つかりませんでした。"
    }

    # カレントディレクトリに移動する
    try {
        Set-Location $logpath -ErrorAction Stop
        Write-Host "カレントディレクトリを移動しました: $logpath"
    } catch {
        throw "ディレクトリの移動に失敗しました: $logpath `n詳細: $_"
    }

    # 基準日(今日から7日前)
    $Threshold = (Get-Date).AddDays(-7)

    # 7日前より古いログファイルを取得
    try {
        $OldLogs = Get-ChildItem -Path $logpath -Filter $file_type -File -ErrorAction Stop |
            Where-Object { $_.LastWriteTime -le $Threshold }
        Write-Host "削除対象ファイル数: $($OldLogs.Count) 件"
    } catch {
        throw "ファイル一覧の取得に失敗しました。`n詳細: $_"
    }

    # 結果をCSVに出力
    try {
        $OldLogs | Select-Object Name | Export-Csv -Path $result_csv -Encoding UTF8 -ErrorAction Stop
        Write-Host "CSVファイルを出力しました: $result_csv"
    } catch {
        throw "CSVファイルの出力に失敗しました: $result_csv `n詳細: $_"
    }

    # CSVファイルを1行ずつ読み込み、最終更新日が7日より前のファイルを削除する
    foreach ($line in Get-Content -Path $result_csv -Encoding UTF8) {
        # $lineの値が「#TYPE Selected.System.IO.FileInfo」かつ「"Name"」でない場合、削除処理を行う
        if ( -not ($line -eq "#TYPE Selected.System.IO.FileInfo") -and (-not ($line -eq '"Name"'))) {
            $line = $line.Replace('"', '')
            $targetFile = Join-Path $logpath $line

            try {
                if (Test-Path $targetFile) {
                    Remove-Item $targetFile -ErrorAction Stop
                    Write-Host "削除しました: $targetFile"
                } else {
                    Write-Warning "削除対象ファイルが見つかりませんでした: $targetFile"
                }
            } catch {
                Write-Error "ファイルの削除に失敗しました: $targetFile `n詳細: $_"
                # 削除失敗は処理を継続(1ファイルの失敗で全体を止めない)
            }
        }
    }

} catch {
    # 致命的なエラーをキャッチしてエラーメッセージを表示
    Write-Error "処理中に致命的なエラーが発生しました。`n詳細: $_"
    exit 1

} finally {
    # 一時ファイルの後処理(存在する場合のみ削除)
    if (Test-Path $listfile) {
        Remove-Item $listfile -ErrorAction SilentlyContinue
        Write-Host "一時ファイルを削除しました: $listfile"
    }
    Write-Host "処理が終了しました。"
}

ソースコードレビュー結果

ソースコードをレビューした結果は以下の通りです

ソースコードレビューとして、以下の点を指摘します。

変数名がわかりにくい部分があります。$listfileや$logpathなどの変数名が、何を表しているのかわかりにくいです。変数名は、その変数が何を表しているのかが明確にわかるように、わかりやすい名前にすることをおすすめします。

ファイルの削除処理に問題があります。Get-ContentコマンドでCSVファイルを読み込んだあとの処理で、$line変数の中身を表示する処理がありますが、これではファイルが削除されません。ファイルを削除するためには、Remove-Itemコマンドを使う必要があります。また、ファイルパスを指定せずにファイルを削除することはできません。Get-Contentコマンドの結果から、ファイルパスを取得する必要があります。

エラー処理がありません。ファイル削除処理などでエラーが発生した場合、プログラムが異常終了する可能性があります。エラーが発生した場合に、適切なエラーメッセージを表示するなどのエラー処理を追加することをおすすめします。

セキュリティ上の問題があります。このプログラムでは、カレントディレクトリを変更する処理がありますが、カレントディレクトリを変更すると、意図しないディレクトリからファイルを削除してしまう可能性があります。カレントディレクトリを変更するのではなく、ファイルパスを指定してファイルを削除する方が安全です。

以上の点を考慮して、ソースコードを修正した方が良いと思います。

最後に

精度としてはまだまだですが、今後精度が向上していくのだろうと考えます。

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