はじめに
ubuntuで動かすからDockerを立てて、と思ってたんですがライブラリのリストを確認して
もっと色々な環境でできるのがわかったところをまとめました。
実際に動作確認をした環境はMacのみ。
ライブラリの種類
共有していただいたライブラリのリストです。
試用許諾のメールにて共有をうけ、公開されている内容には見つからなくて記載は控えています。
規約も確認し大丈夫だとは思うのですが、ここにgoogleドライブのURLを載せるのが妥当か判断つかなかったので
ファイル名から推定したのは次の通り
対象OS
- linux(armv7l:armhf アーキテクチャ,x86_64アーキテクチャ)
- macosx(Mojave,Catalina)
- windows
Macの対象OSは一世代前と現行最新で問題ない印象
そして今頃気づいたんですが、raspberry Pi2以降から動かせそうです。素敵やん。
サポートするpythonのバージョン
python3.5系,3.6系,3.7系
動作確認
動作環境
- OSX Mojave
- Python3.7.2
- VSCode
手順
- デモをダウンロード
- pythonのバージョンはpyenvで調整します。
- QoreSDKのライブラリを追加
デモをダウンロード
VScodeで開きます
pyenv
pyenvをmacではbrewでinstallしてたと思います。(環境構築するときには入っていた)
$ brew install pyenv
install済みのpythonのバージョンを確認し
$ pyenv versions
欲しいバージョンがない場合は探して
$ pyenv install --list | grep 3.7
2.3.7
3.3.7
3.7.0
3.7-dev
3.7.1
3.7.2
miniconda-3.7.0
miniconda3-3.7.0
stackless-3.3.7
インストールする
$ pyenv install 3.7.2
ここらへんでMojaveならではのインストールできない問題が出てきていました(忘れつつありますが)
対策
とある部分を参考に回避しました。
$ sudo installer -pkg /Library/Developer/CommandLineTools/Packages/macOS_SDK_headers_for_macOS_10.14.pkg -target /
デモのダウンロードしたフォルダに移動して、pythonのバージョンを指定します。
$ cd advent-calendar-2019-master
$ pyenv local 3.7.2
QoreSDKをフォルダに追加して
$ pip install -r requirements.txt
$ pip install qore_sdk-0.1.0-cp37-cp37m-macosx_10_14_x86_64.whl
デモを動かす
VSCodeのpythonをpyenvで指定しているライブラリに設定
Qoreサンプル1_with_UCI.ipynb
pythonのバージョンも参照するライブラリも異なるので、環境に合わせて書き直し
dataフォルダをadvent-calendar-2019-master
の配下に作成するとして
%cd /content/data/
とあるところの二箇所を
%cd /Users/[ユーザ名]/work/qiita/sample/advent-calendar-2019-master/data/
のように書き換えました。
ユーザ名、パスワード、エンドポイントは試用に発行しているものを設定。
無事動きました。
さいごに
今の所学習させたい対象が私にはなかったので、環境構築おもしろいなあの観点でかいた内容になりました。
Macの機械学習の環境は正直厳しくて、CUDAを使うためにはHigh SierraからOSをあげてはいけなかったり
代替手段に使えそう!(実際どうなのかもわかってない)。
提供されているライブラリで動作する環境が多種あり、動かすと面白そうなことができそうな可能性は十分感じました。
DockerにraspberryPi、ここらへんは次のチャレンジができればと思っています。
試用期間が終わってしまうのは残念ですけどね。