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QoreSDKをMac上で動かすことだけ考えている人のナレッジ

Last updated at Posted at 2020-01-09

はじめに

ubuntuで動かすからDockerを立てて、と思ってたんですがライブラリのリストを確認して
もっと色々な環境でできるのがわかったところをまとめました。

実際に動作確認をした環境はMacのみ。

ライブラリの種類

共有していただいたライブラリのリストです。
スクリーンショット 2020-01-09 6.44.49.png
試用許諾のメールにて共有をうけ、公開されている内容には見つからなくて記載は控えています。
規約も確認し大丈夫だとは思うのですが、ここにgoogleドライブのURLを載せるのが妥当か判断つかなかったので

ファイル名から推定したのは次の通り

対象OS

  • linux(armv7l:armhf アーキテクチャ,x86_64アーキテクチャ)
  • macosx(Mojave,Catalina)
  • windows

Macの対象OSは一世代前と現行最新で問題ない印象
そして今頃気づいたんですが、raspberry Pi2以降から動かせそうです。素敵やん。

サポートするpythonのバージョン

python3.5系,3.6系,3.7系

動作確認

動作環境

  • OSX Mojave
  • Python3.7.2
  • VSCode

手順

  1. デモをダウンロード
  2. pythonのバージョンはpyenvで調整します。
  3. QoreSDKのライブラリを追加

デモをダウンロード

スクリーンショット 2020-01-09 9.39.30.png

VScodeで開きます

スクリーンショット 2020-01-09 9.44.15.png

pyenv

pyenvをmacではbrewでinstallしてたと思います。(環境構築するときには入っていた)

$ brew install pyenv

install済みのpythonのバージョンを確認し

$ pyenv versions

欲しいバージョンがない場合は探して

$ pyenv install --list | grep 3.7
  2.3.7
  3.3.7
  3.7.0
  3.7-dev
  3.7.1
  3.7.2
  miniconda-3.7.0
  miniconda3-3.7.0
  stackless-3.3.7

インストールする

$ pyenv install 3.7.2

ここらへんでMojaveならではのインストールできない問題が出てきていました(忘れつつありますが)
対策とある部分を参考に回避しました。

$ sudo installer -pkg /Library/Developer/CommandLineTools/Packages/macOS_SDK_headers_for_macOS_10.14.pkg -target /

デモのダウンロードしたフォルダに移動して、pythonのバージョンを指定します。

$ cd advent-calendar-2019-master
$ pyenv local 3.7.2

スクリーンショット 2020-01-09 9.58.10.png

QoreSDKをフォルダに追加して

スクリーンショット 2020-01-09 10.02.53.png

https://github.com/qcore-info/advent-calendar-2019#%E4%BE%9D%E5%AD%98%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
より

$ pip install -r requirements.txt
$ pip install qore_sdk-0.1.0-cp37-cp37m-macosx_10_14_x86_64.whl

デモを動かす

VSCodeのpythonをpyenvで指定しているライブラリに設定

スクリーンショット 2020-01-09 10.48.20.png

Qoreサンプル1_with_UCI.ipynb

pythonのバージョンも参照するライブラリも異なるので、環境に合わせて書き直し

スクリーンショット 2020-01-09 10.43.47.png

dataフォルダをadvent-calendar-2019-masterの配下に作成するとして

%cd /content/data/

とあるところの二箇所を

%cd /Users/[ユーザ名]/work/qiita/sample/advent-calendar-2019-master/data/

のように書き換えました。

ユーザ名、パスワード、エンドポイントは試用に発行しているものを設定。
スクリーンショット 2020-01-09 20.27.09.png

無事動きました。

スクリーンショット 2020-01-09 20.29.11.png

さいごに

今の所学習させたい対象が私にはなかったので、環境構築おもしろいなあの観点でかいた内容になりました。

Macの機械学習の環境は正直厳しくて、CUDAを使うためにはHigh SierraからOSをあげてはいけなかったり
代替手段に使えそう!(実際どうなのかもわかってない)。

提供されているライブラリで動作する環境が多種あり、動かすと面白そうなことができそうな可能性は十分感じました。
DockerにraspberryPi、ここらへんは次のチャレンジができればと思っています。
試用期間が終わってしまうのは残念ですけどね。

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