AT+CGDCONT　について #SIM7080G

AT+CGDCONT

SIM7080GのAT+CGDCONTについての解説です。

マニュアルのサンプルコード

AT+CGDCONT=<cid>[,<PDP_type>[,<APN>[,<PDP_addr>[,<d_comp>[,<h_comp>][,<ipv4_ctrl>[,<emergency_fla
g>]]]]]]
OK
or
ERROR
Parameter

実際に打ち込んだコード


AT+CGDCONT=1,"IP","mmtcom.jp"

cid

PDP Context Identifier）特定の PDP コンテキスト定義を指定する数値パラメータ。このパラメータはTE-MTインタフェースにローカルで、他のPDPコンテキスト関連コマンドで使用される。許容値の範囲（最小値=1）は、コマンドのtest形式で返されます。1...15

PDPコンテキストIDを指定します。通常、複数のコンテキストを設定する場合に異なるIDが使われますが、この例では1が指定されています。

PDP_type

(パケットデータプロトコルのタイプを指定する文字列パラメータ。
IP インターネットプロトコル（IETF STD 5）
IPV6 インターネット・プロトコル・バージョン6
IPV4V6 デュアルPDNスタック
非 IP 非 IP データの外部パケット・データ・ネットワークへの転送（3GPP 技術仕様 24.301 参照）。

パケットデータプロトコルのタイプを指定します。この場合、"IP"という文字列はIPv4接続を意味します。

APN

(アクセス・ポイント名） GGSN または外部パケット・データ・ネットワークを選択するために使用される論理名である文字列パラメータ（文字列は引用符を含む）。値が NULL または省略された場合は、サブスクリプション値が要求されます。
省略された場合、サブスクリプション値が要求されます。
値は NULL です。

使用するAPN（Access Point Name）の名前を指定します。この例では"mmtcom.jp"というAPNが指定されています。APNは、モバイルデータ通信に接続するためのアクセスポイントの名前であり、通信事業者によって異なるAPNが提供されます。

PDP_addr

PDP に適用可能なアドレス空間の MT を識別する文字列パラメータ。フォーマット「..." (=0..255)
値がNULLまたは0.0.0.0の場合、動的アドレスが要求される。割り当てられたアドレスは、+CGPADDRコマンドを使って読み取ることができる。

d_comp

PDP データ圧縮を制御する数値パラメータ
0 オフ（値が省略された場合のデフォルト）
1 オン
2 V.42bis

h_comp

PDP ヘッド圧縮を制御する数値パラメータ
0 オフ（省略時のデフォルト）
1 オン
2 RFC1144
3 RFC2507
4 RFC3095

ipv4_ctrl

MT/TA が IPv4 アドレス情報の取得を要求する方法を制御するパラメータ：
0 NASシグナリングによるアドレス割り当て
1 オン

emergency_flag

emergency_flag：
0 off (省略時のデフォルト)
1オン

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