こんにちは。Powershellについて初投稿です。
はじめに
先日、Powershellのバージョン7.3がリリースされました。
アップデートしたのですが、見慣れない機能が追加されています。
コマンドを打とうとすると過去の履歴から「このコマンドじゃないですか?」と予測してきます。
個人的に強制的に目に入ってくるところに情報がでてくるようなおせっかい機能が好きではないので(カイルくんとか)、
機能をオフにしていきます。
解決策
消すには以下のコマンドを実行します。
Set-PSReadLineOption -PredictionSource None
ただ残念なことにターミナルを起動し直すと、またコマンド補完が有効になっています。
設定変更したら保持しとけよ
しょうがないのでプロファイルに無効化コマンドを実行するように登録しておきます。
/* 他の設定項目(あれば) */
Set-PSReadLineOption -PredictionSource None
Powershellのプロファイルの初期設定についてはいろいろな記事があるので、ここでは割愛します。
そもそもこの機能はなんなのか
先にお前を消す方法コマンド補完機能をオフにする方法を紹介しましたが、
そもそもこの機能は何でしょうか。
Powershell 7.3に付属するPSReadLineツールによるものだそう。
PSReadLineはPowershell向けのコマンド入力補助ツールで、構文エラーの視覚化やタブ補完など複数の機能をもっています。
このタブ補完(予測 IntelliSense)が、今回のおせっかい機能の正体。
いままではユーザが機能を有効化する必要がありましたが、
今回Powershell 7.3に付属したPSReadLine 2.2.6からデフォルトで有効になりました。
さいごに
カイルくん以来、ひさしぶりにおせっかいな機能が来たなーと思いました。
お仕事用のパソコンでなければ画面を叩き割っているところでしたが、さすがにできませんので
Powershellのプロファイルに無効化コマンドを追加して、事なきを得ました。