vcsオプション
※ cargo version 1.57.0時点です
通常、cargo new
でプロジェクトを作成すると、.git
と.gitignore
が生成されます。(デフォルトでgitを使用するようになっています。)
--vcs
オプションで使用するバージョン管理システムを変更することができます
cargo new {PROJECT_NAME} --vcs {VCS}
--vcs で指定する値 |
バージョン管理システム |
---|---|
fossil | fossil |
git | git |
hg | Mercurial (Hg) |
pijul | Pijul |
none | 未使用 |
以下のようにnone
を指定すると、.git
と.gitignore
は生成されません。
cargo new {PROJECT_NAME} --vcs none
デフォルト設定
ちなみに、~/.cargo/config
ファイルを編集することで、デフォルトで使用するバージョン管理システムを設定できるようです。
設定値は--vcs
オプションで指定するものと同様で、以下のように設定すると、デフォルトでバージョン管理システムを使用しないようになります。
~/.cargo/config
[cargo-new]
vcs = "none"