■皆さんは中華ナビってご存じですか?
中華ナビとは、中国メーカー製のAndroidカーナビゲーションシステムの事です。
国産メーカー製のナビに比べて機能が豊富で、しかも価格が半額どころか安いものでは2万円台で買えてしまうという、驚きの世界なんですよ。
私も15年ほど前から足を踏み入れてしまいまして、基本OSがAndroidという事もあり、それはもう色々とイジリ倒しているわけです。
スマホと同じアプリを入れて便利な機能を追加したり、画面のデザインやレイアウトに拘ってスタイリッシュにしてみたり。
■でもそれって怪しいんでしょ?
もちろん、美味い話には裏があるのは当然で、なぜこれほど安くて高機能の商品があまり日本で浸透していないのか、という点を掘り下げたいと思います。
■問題点1:品質
まず1つは、チャイナクオリティが満載なんですね。つまり、"当たりはずれ"が確実にあって、ガチャ気分で買わないと後悔します。
この点が、あまり普及しない理由の一つだと思います。
しかし、100%ハズレではないですし、想像以上にサポート対応をちゃんとやってくれるメーカーが多いので、ある程度趣味にお金が掛けられる人ならば、何台か試せば良いものに出会えると思います。
■問題点2:あるべきものが付いてない!!
さて、これから話す2つ目が最も重要で、あまり世間には知られていないのですが、
なんと、
中華ナビには、GPS以外のセンサーが"全く"内蔵されていないのです!!!
「いやいや、GPSで十分じゃん」と言う方も居るでしょう。その価値観で買う人はもちろん幸せに中華ナビナイフを送れることでしょう。
しかし私は、日本を始めとする世界各国で、中華ナビがなぜ普及浸透しないのかの根本原因はここにあると思っています。
だって、20万円前後もするメーカー製ナビが、価格の割に使い辛いと感じている人、多いですよね?それはスマホで使える無料ナビが、あまりに高機能で動作レスポンスも速いからだと思います。
スマホでは簡単にGoogle検索から目的地にセットしてナビを開始できるのに、高額カーナビは何故あんなに操作が面倒臭くて動きがもっさりしてるの・・って思いません?
そして近年はさすがにナビメーカーもヤバいと思っているのか、AndroidのナビなしカーディスプレイシステムでCarPlay/Android Autoモデルを販売していますよね。
それでもなお、高くて使い辛くもっさりな高級カーナビを販売し続けるのは、もちろん企業存続のためでしょうが、まだ需要が無くならない自信、つまりカーナビ専用機の方がAndroidカーナビよりも 優位性があると確信している からではないでしょうか。
しかし、中華ナビに機能性・拡張性で負けて、操作レスポンスでも負けて、価格でも負けている・・・。マップも2~3年で数万円の更新料がかかるのに、Androidナビは全てが無料・・・。
じゃあ一体何が勝っているの?
そう、行きつくところ、それは
センサーが「付いている」か「付いていない」かだけなんですよ!!
■え?それだけの差なの?じゃあ付ければ完全勝利じゃん!?
ちなみに、カーナビのセンサーってどんなものがあるかご存じですか?
主にコンパス(方位)・加速度センサー・ジャイロ(角速度)センサーです。
さて、勘が良い人は直ぐにピンときたことでしょう。
「中華ナビでセンサー付きは販売されてるかな?」
「外付けセンサー売ってないかな?」
はい、先に結論教えてしまいますが、センサーが付いている"安い"中華ナビはありません。もしメーカー製と同じ値段なら買うメリットはあまり無いでしょう。
そして、センサー単体は色んな種類が外付けで売っていますが、開発用途として基板や配線剥き出し状態が殆どのため、仮にUSBで接続できたとしても、制御するソフトを自作しなければAndroidナビには使えません。
この情報は数年前まで全くネット上には無く、おかげで色んな中華ナビやセンサー単体を買って試すハメになりました。
ではなぜ、センサーを付けて販売しないのか?
これは私の推測ですが、センサー単体を中国国内で低価格供給できる技術が無く、価格が下げられないのだと思います。
センサーだけで数万円アップすれば、元々安い機種は価格が2倍以上になってしまい、メリットが無くなります。
そういった理由で、格安中華ナビにはセンサー類が付いていないと推測します。
■センサーって本当に必要なの?
さて、このセンサーが「ある」と「無い」とで、どれだけ性能が違うのか簡単に説明すると、
「センサーが無いと首都高速や長いトンネルは絶望的」です。
GPSが測位出来ている場所なら、走行中は移動軌跡で向きを決めているので、マップ上でも正常に動いて見えますが、トンネルでGPSが捕捉出来なくなると、車の向きや移動速度も全く分からなくなるため、マップ上の位置を完全にロストします。
一番危険なのは首都高で、トンネルの中に分岐がある場所だと非常に危険です。
中華ナビで酷いレベルだと、普通の道で信号待ちするとマップがぐるぐると回り出す製品もあります。
なのでトンネルのある山道や、分岐が多い首都圏の高速道路では、使いものにならないのがAndroidカーナビの現状です。
そして、その問題点を解決すべく普及し出したのが、前述の「CarPlay/Android Auto」なのです。
■じゃあ CarPlay/Android Auto でいいんじゃね?
私も初めはそう思ってたんですよ。しかし使っている間に欠点が見えて来て、全く使わなくなりました。だってあの画面、使い辛く無いですか?自由度低くありませんか?
ただ、これは技術とか使い易さよりも安全性を重視しなければならないという時代の流れによるものもあります。なのでこの点はあまり詳細について言及出来ませんが・・・。表現を曖昧にして説明すると、関連アプリについての規制や制限が多く、アプリの改造やシステムやインターフェイスの流用には大きな壁があるのが実情です。しかもこれにはビッグテック利権も絡んでいて、ナビアプリを誰でも簡単には配布出来ないような構造を作っているのです。(詳しくは各自御調べください)
■リモートディスプレイもあるよ?そっちで良いじゃん?
スマホの画面をカーナビに映すやつですね。これも散々試したんですよ。無料も有料も7つほど試しまして、半年頑張ったけど結局諦めました。主に何がダメなのかというと、接続が安定しない事と、準備や操作が面倒くさ過ぎるという事です。
ナビ画面に映しても操作はスマホでとか超面倒だし、機能特性上、ナビとスマホどちらにも負荷が掛かり動きが重くなります。
ましてや2026年現在、運転中のスマホ操作は違反となりますので(ナビ画面もそうですが)、1人でドライブ中にリモートが切断された場合、どこかに止まって再接続する必要があります。
■じゃあ何がベストなんだ?
これはもう個人の好みが大きいかと思いますので、ご自身で色々と試した上で決めることをお勧めします。
さてここからがやっと本題です。
前述の通り、中華ナビを愛用する私が、国産カーナビを完全に凌駕するために、様々な手法やアプリを試してきた、この私が、
最終的に出した答えがこれです。
そう、理想のものを作れば良いんです。
調査していくと様々な難題があり、紆余曲折がありましたがそこは割愛して(笑)完成品を紹介します。
これは、スマートフォンが内蔵しているセンサーのデータを中華ナビ側に送信して、Googleナビで利用するためのアプリです。
スマホに上記Senderアプリを入れ、中華ナビには受信するために下記アプリが必要です。送信側と受信側アプリをセットで使用します。
これならば、国産カーナビ同様に、Googleマップナビにコンパス(方位)・加速度センサー・ジャイロ(角速度)センサーを反映させ、停止時にあらぬ方向を向くこと無く、トンネルや首都高などでも問題なく使用することが出来ます。
このアプリが普及すれば、国産カーナビの絶対的優位性が失われ、国産メーカーも危機感を感じるかもしれません。
低価格帯モデルの操作性の悪さを本気で改善したり、コストカットせざるを得ない状況になり、利権構造や組織改革にもメスを入れる必要が出てくるでしょう。
結果的に市場が活性化して、より良い製品がお手頃な価格で手に入るようになることが理想ですね。
このアプリは現在、クローズドテスト中で、まだGoogle Playのサイトからはダウンロード出来ません。テスターになれば、開発中の最新版が無料でお試しできます。希望される方は下記から申請をお願いします。
→ベータテスター募集
もし、中華ナビを所有している方、検討している方がいらっしゃいましたら、試して頂けると幸いです。


