今月12月についにGAリリースとなったElastic Cloud Serverlessはどのくらいの料金なのか?
実際にデータを投入して計測してみました。
まだ読んでない方は前回の記事からお読みください。
Searchプロジェクトのその後
前回の記事から暫く環境を放置していて、改めて料金を確認してみると、Search (Elasticsearch)プロジェクトの方の料金もDec 12以降は費用が発生していないように見えます。
Dec 12以降クローズアップすると、非常にわずかな金額がかかっていといるという状況でした。
この数日の間で0.0026 ECU ( =$0.0026、0.40円くらい)かかっていますね。
ログを検索してみた
3つのプロジェクトについて、それぞれKibanaのDiscoverを使ってログを閲覧してみました。以下はSearchプロジェクトの例です。
ObservabilityとSecurityは、検索操作によって追加の費用がかかることは発生しない料金体系なので費用0ですが、Searchの方は検索によって使用されるコンピュートパワーをVCUという表現を使って課金が発生するのがわかります。
Searchプロジェクトの中の管理画面を見ると、操作したタイミングの1時間の中で0.6667 VCUが使われていたことがわかります。(1 VCUが1GB RAM分のコンピュートなので、それが1時間未満の分、今回使われていたというようなイメージかと思います)
おわり
Searchプロジェクトの料金の完全な動きについては掴みきれないところがありますが、検索をかければ費用が従量的にかかり、検索をしなければほとんどかからない、という特徴は見えたかと思います。