##はじめまして
かたやなぎです。
農業系独法研究機関で契約研究員として生態系の物質動態をモデルを使って予測する研究をやっています。
技術者でもなく、プログラミング初心者で、Pythonは今年の5月から始めたばかりの私ですが、PyDataの師匠からこのカレンダーを紹介されて、勢いでエントリしてみました!
今日は最近使っているRとはまっているPythonのことを書こうと思っていたのですが、どちらも初心者でたいしたことが書けないと気づいたので、今年、自分のPython熱がなぜこんなにも上がったのかを振り返るべく、私がPythonにはまった理由を5つにまとめてみました。
では早速5つの理由へGO!
##私がPythonにはまった5つの理由
###1. 整理すべき大量のデータが現れた。
手で整理するには気が遠くなる数のcsvファイルを整理して解析しなければならなくなった。
手でデータ抽出とかありえない、もうプログラミングするしかない。
###2. Natureにも論文が掲載されている同じ研究分野のスター研究者がPython使ってるらしいという情報を聞いたことがあった。
モデリング研究をやっている優秀な研究者仲間から、インタプリタ型言語を一つ覚えておくと便利だよってアドバイスをもらった。
よし、インタプリタ型言語なるものに着手してみよう。
アドバイスくれた人はPerlユーザーだから、同じ言語選択した方がわからないこと聞きやすくていいかな?
でもいまはPythonが人気?
そういえば、ドイツのスター研究者もPythonやっているって以前小耳にはさんだな。
いつかドイツにいって一緒に仕事する機会があったらPythonできたら便利だよね?
うん、Pythonやろう。
アドバイスくれた先輩ごめんなさい。ミーハー心に勝てませんでした。
###3. 難しそうだと思っていた作業が初心者の私でもあっさりできてしまった。
Pythonを始める少し前に上司が入れてくれた仮想マシンのCentOSにPythonがインストールされていたため、あっさりPython稼働。
しかもPython+PSQLでさくっと大量のデータ処理が完了。
(PSQLは使わなくてもよかったのかもしれないけど、ちょうどしばらく前に使い始めていたので、使ってみた)
学習コストも含めてExcelでやるより早かった。
私でもPythonならさくっとできるかも?(勘違い)
###4. ファイルの処理もデータ解析もPython一本でいけることを知った。
Rは周囲にユーザー多いし、コード書き楽だし、聞けばすぐ教えてくれるし便利なんだけど。
でもループ計算苦手っていうし、ファイルの処理からRでやってたら時間かかりそうだな。
え?Pythonならファイル処理もデータ解析もRより高速ででできちゃう?
numpyとかscipyとか拡張モジュールがあって、結構科学コミュニティで使われている?
目的に応じてツールを使い分ける必要なし?
やっぱりPythonできたら便利だな-。
###5. コミュニティの雰囲気がよかった。
あっさり動いて浮かれたのもつかの間、scipyとかnumpyとかどうやったら使えるのかわからない(涙)
やっぱり人に聞くのが早いよね-->PyConJP2014+PyDataチュートリア参加。
チュートリアル自分にとってはレベル高すぎ。でもなんかPyDataできそうな気がしてきた。
PyConJP2014もおもしろいプレゼンがたくさんあって、コミュニティの雰囲気いい。
お友達できた。PyCon楽しい!
もっとPythonやりたい!
勢いでhack-a-thonに参加したらみんな親切だった。
さらなる勢いで翌週のPythonもくもく会にも参加したらやっぱりみんな親切でいい人だった。
Pythonistaいいひとたくさん。
コーディングもたのし。
もっとやりたい。(いまここ)
##まとめ
以上をまとめると、私がPythonにはまったのは、
- 言語を学ぶ必要に迫られた。
- 憧れの研究者との共同研究に役立つかもっていうミーハー心が刺激された。
- 初期の学習コストが低く、自分でもできるかもって勘違いさせてくれた。
- 一つのツールでやりたいことを全部できる可能性を感じた。
- 学習を支えてくれるすてきなコミュニティがあった。
からですね。自分のめんどくさがりさとミーハー心が透けて見えてほほえましいですね。
皆さんはどんな理由でTechな女子になられたんでしょうか。
いつかみなさんがプログラミングににはまった理由・特定の言語が好きになった理由をお伺いしてみたいです☆