この記事は、Raycast Advent Calendar 2024 に参加しています。
昨日は windhorn さんのさりげない機能だけど、とても便利な Quicklink でした。
はじめに
「あのスクリーンショット、どこに保存したっけ...」
「この画像、確かコピーしたはずなんだけど...」
「Raycast の Clipboard History で画像を探すの難しいなあ...」
こんな経験、ありませんか?
Mac ユーザーの多くが日々活用しているスクリーンショット。Command+Shift+4 で撮影した画像や、ブラウザからコピーした画像は、気づけばあちこちに散らばってしまいがちです。
実は Raycast の「Search Screenshot」機能を使えば、スクリーンショットだけでなく、クリップボードを経由した画像まで、すべての画像を一元管理できるんです。今回は、この意外と知られていない便利な使い方をご紹介します。
Search Screenshots とは
Raycast から簡単にアクセスでき、グリッド表示で視覚的に分かりやすい検索が可能です。(私は⌘+⇧+Sをホットキーに設定しています.)
以下のような特徴があります:
- 直感的なインターフェースで素早く目的の画像を見つけられる
- Quick Look プレビュー対応で素早く内容確認が可能
- スクリーンショット内の英語テキストを自動認識(OCR 機能搭載)し,キーワード検索が可能
- Annotate in Preview で即座に画像を編集可能
https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/478527/f08d4122-2ef8-8fa6-a979-78c5f559ed9c.gif
(もちろん,マウスを使わずCommand+Enterで直接貼り付けることもできますよ!)
クリップボード画像の管理方法
基本設定
最も重要なことは,クリップボード履歴を保存しているディレクトリを検索対象に追加することです:
- Raycastの設定を開く
- Extensions > Screenshots > Add Directories
-
~/Library/Caches/com.raycast.macos/Clipboard
を追加
これにより、スクリーンショットだけでなく,以下の画像も自動的に管理対象となります:
- ブラウザからコピーした画像
- アプリケーション間でコピーした画像
- その他クリップボードを経由するすべての画像
活用シーン
-
ウェブ閲覧中の画像保存
- 右クリック→コピーした画像を後から簡単に検索
- 一時的にコピーした画像も自動的に保存
-
アプリケーション間の画像移動
- SlackやDiscordでコピーした画像を簡単に再利用
- デザインツールでコピーした要素を効率的に管理
-
スクリーンショットの統合管理
- Command+Shift+4で撮影した画像
- Command+Shift+Control+4でクリップボードにコピーした画像
- すべてを一元的に検索可能
まとめ
Raycastの「Search Screenshot」は、Mac上の画像管理を劇的に時短できる強力なツールです。
無料で利用できる機能なので、ぜひ一度試してみてください!