あまりメジャーな資格ではありませんが、2018年夏にWebデザイン技能検定の2級に合格したので、その時の勉強法などをまとめてみました。
ウェブデザイン技能検定とは
- 国家資格である技能検定制度の一種。
- 検定に合格すると、ウェブデザイン技能士となる。(※名称独占資格)
- ウェブデザイン技能士は、ウェブ業界で唯一の国家資格。
- 学科試験と実技試験で構成されている。
受験までの大まかな流れ
実施したこと |
実施日 |
受験を思い立った時期 |
2018/06/10前後 |
試験に関する情報収集の開始 |
2018/06/20前後 |
問題集と参考書の購入 |
2018/06/24 |
受験申込日 |
2018/07/04~2018/07/08 |
Adobe Creative Cloudの購入 |
2018/07/05 |
本格的な学習の開始 |
2018/07/10前後 |
試験日 |
2018/08/26 |
- 普段はサーバーサイドの仕事ばかりなので、PhotoshopとDreamweaverに慣れるためにCreative Cloudを購入しました。
- 試験に合格したら解約できるように月額課金(※月々プラン)で購入しました。
- 複数のソフト(PhotoshopとDreamweaver)を使うため、月々8000円もする「コンプリートプラン」を購入しました。
- 結果的に、高価なソフトを購入したことが学習のモチベーション維持に一役買ってくれました(笑)
- 受験申込は「受験者登録」と「受験料支払い」など複数のフェーズに分かれていたため、申込開始から完了まで数日間を要しました。
- 締め切りギリギリに申し込もうとしても、間に合わない可能性があるので要注意です。
勉強に使ったもの
- 「ウェブデザイン技能検定 2級ガイドブック」は、学科試験の範囲を幅広く学習できる本だと思いますが、まずは過去問を解いてみて、苦手な分野を「ウェブデザイン技能検定 2級ガイドブック」で学習した方が効率的かもしれません。
- 「ウェブデザイン技能検定 過去問題集 2級」には、実技試験でFlashを用いてアニメーションを作ると書かれていますが、最近はGIFアニメーションの作成に切り替わっています。
- 試験直前の1~2週間は、公式ページからダウンロードできる過去問題を使って、時間を測りながら問題を解いて最終調整しました。
- 上記以外に、通勤中にAndroidアプリで学科試験の勉強をしていたのですが、現在はGooglePlayからアプリが消えてしまったようです。
- Creative Cloudを購入した後は、短時間であっても毎晩Photoshopを触って、少しでも操作に習熟できるようにしました。
- 一方でDreamweaverは、いわゆる普通のIDEっぽい感じなので、基本的な操作は比較的短時間で理解できました。
その他
- 試験日の翌朝には公式ページで解答が公表されるので、学科試験についてはすぐに自己採点ができます。
- 実技試験は毎回ほとんど同じ問題なので、以下の3つを押さえていれば難しくはないと思います。
- HTML/CSS/Javascriptの基本を理解している。
- Dreamweaverで簡単なWebページ(=HTML)を作成できる。
- PhotoshopでボタンやGIFアニメーションを作成できる。
- 実技試験ではAdobeのソフトを使うため、受験会場はコンピューター系の専攻がある専門学校でした。
- 私の後に受験した勤務先の後輩も、やはりコンピューター系の専攻がある専門学校が受験会場でした。