はじめに
私の利用しているWindows環境では、なぜかごく稀にGitHubで使うSSHキーが上手く読み込めなくなることがありますが、この時に利用するSSHキーを強制的に指定することで問題を回避できました。(※これはWindows環境固有の問題なのかもしれませんが...)
そこで、この時の対応手順を備忘録として記事にまとめてみました。
手順
公開鍵の登録状況の確認
- GitHubにログインして、[Settings] > [SSH and GPG keys] と進み、[SSH keys]の欄に公開鍵が登録されていることを確認します。
- もし公開鍵が存在しなければ、正しい公開鍵をアップするだけで問題が解決するかもしれません。
- この時、手元にある公開鍵の指紋(fingerprint)を確認するには、以下のコマンドを使います。
ssh-keygen -lf {鍵ファイルのパス}
秘密鍵の保管場所を確認する
- OpenSSHを利用している場合、以下の
.ssh
フォルダに秘密鍵が保管されていることを確認します。- ここでは秘密鍵のファイル名を「id_rsa」とします。
C:\Users{ユーザー名}.ssh
configファイルの作成
- 上記の
.ssh
フォルダ内に、config
という名前のファイルを作成します。
C:\Users{ユーザー名}.ssh\config
- この
config
ファイル内に、以下のように秘密鍵のパスを指定します。
config
host github.com
hostname github.com
identityfile C:\Users\{ユーザー名}\.ssh\id_rsa
user {GitHubのユーザー名}