はじめに
職場でJava11をインストールしたところ、Eclipseが起動しなくなりました。
当初は原因が全く分からずに苦戦したので、記録として記事を書くことにしました。
状況
当初の状態
以下のように古いJavaであったため、空いた時間でJavaのバージョンを上げることにしました。
なお、EclipseはPleiadesの日本語化版を使っています。
- OS:Windows 10 Pro
- Java:Oracle Java 8
- Eclipse:Eclipse 4.6(Neon)
Javaのバージョンアップ後の状態
無償で使えて簡単にインストールできる「Amazon Corretto」をインストールしました。
- OS:Windows 10 Pro
- Java:Amazon Corretto 11
- Eclipse:Eclipse 4.6(Neon)
発生した不具合
Eclipseのスプラッシュ画面が表示された後、An error has occurred. See the log file ...
というダイアログが出てしまい、Eclipseが起動しませんでした。
対応策
- 以下の記事を参考にして、最新版のEclipseをインストールしたところ、無事にEclipseが起動しました。
- Java11以上でEclipse-Oxygenが起動しない
- ちなみに、今回インストールしたEclipseのバージョンは「リリース 2019-09」の最新版です。
まとめ
- Java 7からJava 8にバージョンアップした時には、Eclipseが起動しないという症状はなかったと思うので、今回はかなり驚きました。
- 当初はAmazon Correttoに不具合があるのでは...と思いましたが、色々調べていくうちにJava10以降で同様の症状が出ていると分かり、最終的に比較的簡単な方法で解決できて良かったです。
- バージョン管理に載せていないちょっとしたプログラムが幾つかありましたが、既存のワークスペースからコードを簡単にインポートできたので助かりました。