はじめに
VMware 6.5を使ってvCenter(Windows版)とESXiを構築した際に躓いた点を、記事としてまとめてみました。
今後のVMware(VMware 6.7以降)ではWindows版のvCenterが無くなるそうなので、すぐに陳腐化してしまいそうな内容ですが...
IPアドレスを変えられない
vCenterインストール時に、システム名としてドメイン名(FQDN)とIPアドレスのいずれかを選択できます。
この時にIPアドレスを設定すると、その後にvCenterのIPアドレスを変更できなくなります。
Windows版vCenter Serverの場合、vCenterの載っているゲストOS上でIPアドレスを変更することが可能ですが、IPアドレス変更後にvSphere Web Clientに接続しても503エラーになってしまいます。
(IPアドレスを変えると、vCenterが正常に起動しなくなる?)
作成したユーザーでログインできない
vCenter上で作成したユーザーでログインしようとすると、「このクライアントに接続されたすべてのvCenter Serverシステムに対して権限がないため、ログインできません」というエラーが出ることがあります。
最初は「アカウント名もパスワードも正しいのになぜ...」と思っていましたが、色々調べた結果「当該ユーザーが操作できる権限を持つ仮想マシンが1つも存在しない時に発生するエラー」だと分かりました。
vCenter(vSphere Web Client)に接続すると503エラー
vCenterに割り当てたリソースが少なめだと、vCenterの起動にかなり時間がかかることがあります。
せっかちな性格が災いして、vCenterの起動中にvSphere Web Clientへアクセスすると、以下のような503エラーとなります。
また、上記の「IPアドレスを変えられない」で503エラーが発生した時も、下記のエラーと同じ内容が表示されます。
このように様々なシーンで下記のエラーが起きる可能性があるため、一概に「vCenterの起動中」とは断定できませんが、vCenterが起動中である可能性もあるため、少し気長に待ってみることも必要かもしれません。
503 Service Unavailable (Failed to connect to endpoint: [class Vmacore::Http::NamedPipeServiceSpec:0x0000003233c0c2b0] _serverNamespace = / action = Allow _pipeName =\\.\pipe\vmware-vpxd-webserver-pipe)