はじめに
この記事は一人VR技術者認定試験 Advent Calendar 2018の14日目の記事です。
バーチャルリアリティ学の3章「バーチャルリアリティ・インターフェース」の内容をまとめていきます。
書籍の方も是非ご購入いただいた上でご利用ください。
3 バーチャルリアリティ・インターフェース
3.3 出力インターフェース
- 感覚モダリティ毎に分類できる
- 人間の感覚受容器に人工的な刺激として与える
3.3.1 視覚ディスプレイ
- 立体視
- 2眼式
- 左右の目の映像を別々に用意する
- スクリーンの映像を液晶シャッターメガネで分離する方式
- 偏光メガネで分離する方式
- パララックスバリア方式
- スクリーンのスリットで分離する
- メガネを掛ける必要がない
- 頭部搭載型ディスプレイ
- Head Mounted Display: HMD
- 頭部搭載型プロジェクター
- 体積走査型
- 3次元空間の対応する点を発光させる方式
- LEDアレイ走査型
- 回転スクリーン式
- プラズマ発光させる方式
- 2眼式
- 没入ディスプレイ
- 大型平面スクリーン
- 多面体スクリーン
- 曲面スクリーン
3.3.2 聴覚ディスプレイ
- 立体角分割法
- ステレオの多チャンネル版
- 音像定位伝達関数合成法
- バイノーラル再生
- ヘッドフォン
- トランスオーラル再生
- 室内の複数のスピーカー
- クロストークをキャンセルする必要がある
- 室伝達関数
- 頭部伝達関数
- バイノーラル再生
- 音場直接合成法
- スピーカーアレイ
- すべての場所の3次元音空間を作る
- キルヒホッフの積分公式
- 波紋合成法
3.3.3 前庭感覚ディスプレイ
- 加速度
- 過渡的成分
- アクチュエータ
- 定常的成分
- 重力の分力成分
- 過渡的成分
- ウォッシュアウト
- アクチュエータの動作限界を超えないようにする減速動作
- ウォッシュバック
- こっそり場所を戻すこと
3.3.4 味覚ディスプレイ
- 基本五味の組み合わせである程度表現できる
- ストローなどで液体を舌に滴下する
- 衛生管理は必須
3.3.5 嗅覚ディスプレイ
- 基本の匂いは見つかっていない
- 拡散と排気が必要
3.3.6 体性感覚ディスプレイ
- ハプティックインターフェース
- 皮膚感覚提示装置
- 振動子や空気圧、電気刺激
- 2点弁別閾が大きい場所
- ピンアレイ方式、空気圧ノズルアレイ
- 2点弁別閾が小さい場所
- 圧迫と吸引は区別されない
- 振動子や空気圧、電気刺激
- 力覚提示装置
- 深部感覚を刺激
- 装着型
- 多関節マニピュレータ
- 把持型
- ペンやボールを握る
- 対象型
- 皮膚感覚提示装置
3.3.7 他の感覚との複合
- 複数の刺激を提示すると感覚が増す
- 空間的時間的な整合性が必要
3.3.8 神経系への直接刺激
- 物理刺激がなくても感覚を生起させることが原理的には可能
- 神経を直接刺激するもの
- 人工内耳
- 引くに電極を貼り付ける方式
- 歩行動作を作り出すなど
まとめ
埋め込む系のディスプレイいくつかあるのすごい、やってみたいですね。
一人VR技術者認定試験 Advent Calendar 2018の15日目は【VR学まとめ】3.4 入力と出力のループです。