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APEX超入門チュートリアル Part 1 - APEX 5.1の無償のワークスペースを入手する

Last updated at Posted at 2016-07-20

APEXはクラウド・ネイティブアプリを開発するための開発フレームワークで、いわゆるaPaaS(アプリケーションPaaS)として商用クラウド・サービスが提供されていると同時に、無償の開発環境もクラウドで提供されています。

APEXではブラウザベースの設定によってノン・コーディング(プログラミング無しで)でアプリを開発でき、SQLやHTML5で自由にカスタマイズすることも可能です。

APEXでは主に下記3つの開発作業をおこなうことができます。

  • データベース操作
  • UI開発
  • REST API作成

このチュートリアルでは順次このAPEXによる開発方法を解説していきます。Part1では無償のワークスペース(あなた専用の開発環境)を入手する方法をご説明します。

なお、2016/7/20時点のAPEXの安定バージョンは5.0ですが、このチュートリアルでは現在ベータとして利用可能な最新バージョン、5.1を利用していきます。

Oracleプロファイルの作成

まずは下記のサイトにアクセスしてください。このサイトがAPEX 5.1の新規サインアップ及びログインの入り口になります。

ここで「Request a Workspaceをクリック」します。
スクリーンショット_2016-07-20_9_29_54.png

すると下図のようにOracleプロファイルによる共通ログイン画面に遷移します。

APEX 5.1はOracleプロファイルによるID管理がおこなわれているのでまずはOracleプロファイルを作成する必要があります。したがって画面右の「プロファイルの作成」をクリックします。

*すでにOracleプロファイルをお持ちの方はサインインフォームでログインし、ワークスペースの作成のチャプターに進んでください。

スクリーンショット_2016-07-20_9_32_30.png

Oracleプロファイル作成フォームに遷移しますので、必要項目を入力いただき、画面最下部の「プロファイル作成」をクリックしてください。
スクリーンショット 2016-07-20 9.33.15.png

成功すると下図の画面に遷移します。ここで次へボタンはクリックする必要はありません。先ほどのOracleプロファイル作成時に入力したメールアドレスに、メールアドレス確認のメールが送信されているはずですのでそれを確認してください。
スクリーンショット 2016-07-20 9.35.44.png

下図のようなメールが届いていればOKです。「電子・メールアドレスの確認」をクリックしてください。
スクリーンショット_2016-07-20_9_37_11.png

ログイン画面に遷移しますので、Oracleプロファイルのユーザー名とパスワードでログインします。
スクリーンショット 2016-07-20 10.16.32.png

下図の画面に遷移し、メールアドレスの確認が完了します。
スクリーンショット 2016-07-20 9.40.26.png

ワークスペースの作成

ワークスペースを作成していきます。APEX 5.1では一つのOracleプロファイルに複数のワークスペースを作成して紐付けることができるようになっています。いろんなワークスペースを使い分けしたい場合に便利です。

https://apexea.oracle.com にアクセスし、「Request a Workspace」をクリックしてください。
スクリーンショット_2016-07-20_9_29_54.png

Oracleプロファイルによるログインが完了し、下図の画面に遷移するはずです。

*もしログイン画面が出た場合はOracleプロファイルのユーザー名とパスワードでログインしてください。

続けて「Request a New Workspace」をクリックしてください。
スクリーンショット_2016-07-20_9_41_42.png

ワークスペースの作成ウィザードがはじまります。

まずワークスペースのタイプを選択します。今回のワークスペースでは当然アプリ開発を行う前提なので「Application Development」を選択します。
スクリーンショット_2016-07-20_9_42_08.png

次にユーザー情報を入力します。Workspace名は何でも構いませんが、グローバルで重複しない文字列にする必要があります。
スクリーンショット 2016-07-20 9.43.03.png

スキーマ名と所要ストレージ容量を入力します。スキーマ名もワークスペース同様、何でも構いません。
スクリーンショット 2016-07-20 9.44.11.png

簡単なアンケートです。適当に回答を入力してください。
スクリーンショット 2016-07-20 9.44.27.png

「I accept the terms」(利用規約に同意)をチェックしてください。
スクリーンショット 2016-07-20 9.44.34.png

確認画面です。問題なければ「Submit Request」をクリックしてください。
スクリーンショット 2016-07-20 9.44.48.png

数分以内に下記のようなメールが届くはずですので確認してみてください。そして、下図の通りリンクをクリックしてください。
スクリーンショット_2016-07-20_9_46_47.png

このリンク・クリックによってワークスペースの有効化が行われます。
スクリーンショット 2016-07-20 9.47.21.png

有効化が完了したら下図の画面となります。「Continue to Sign In Screen」をクリックします。
スクリーンショット_2016-07-20_9_47_28.png

下図のようにログイン直後の画面に遷移し、ここに作成したワークスペースが表示されているはずです。そのワークスペースをクリックしてください。
スクリーンショット_2016-07-20_9_48_11.png

おめでとうございます! APEX 5.1のワークスペースを入手し、ログインすることができました。
スクリーンショット 2016-07-20 9.48.19.png

2016/7/20時点ではAPEX 5.1の環境は英語UIのみとなります。
安定板の5.0は日本語UIが提供されているので、おそらく5.1が安定板としてリリースされるときには日本語環境が整っていると思います。

次のステップ

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