これを読んでわかること
- Box内のDBたちへの接続初期ユーザ
rails-dev-boxとは
Vagrant用に提供されているRails開発用に必要なサービスやツール一式が詰め込まれた仮想マシンです。素から構築する場合より余分なものが入ってしまいますが、git clone
してvagrant up
するだけで一式揃ってしまうお手軽さ。特にOS指定や細かいバージョン指定が無く、最新(に近いもの)を利用して開発する場合はとても便利です。
便利すぎるがゆえに
とても楽ちんに開発環境構築出来ますが、楽ちんがゆえにぱっと分からない部分があります。DBへの接続ユーザ情報なんかはREADMEに書いてないので、初学者がサンプル試そうとする場合なんかに「DBへの接続ユーザ、どうなってるの?」となりがちかもです。
では情報はどこにあるか?
GitHubにある構築ファイルの中身を見てみましょう。
mysqlの接続ユーザ
debconf-set-selections <<< 'mysql-server mysql-server/root_password password root'
debconf-set-selections <<< 'mysql-server mysql-server/root_password_again password root'
CREATE USER 'rails'@'localhost';
という記述があるので、rootとrailsでユーザーが作成されていることがわかります。
postgresqlの接続ユーザ
sudo -u postgres createuser --superuser ubuntu
という記述があるので、ubuntu(SSHした時のユーザ名と同じ)でユーザが作成されていることがわかります。
おわりに
まぁ、こんな感じで「読めばわかる」ものではあるのですが、READMEに書いてあったほうが親切かなー、という気がしないでもないです。少し詳しい人はすぐわかると思いますが、せっかくなのでメモとして残しておきます。