こんにちは!
Qiitaでは主にQiita Zineの記事作成・編集を担当しています。非エンジニアです。
Qiita Tech Festa 2026が始まったので、何か記事を書こうと考えていました。ちょうど仕事終わりの疲れていたときに考えたこともあってか、大好きな猫に癒されたいと思っていたので、「それを実現するアプリを作ろう!」と思い立ち、試したのちに本記事を書いています。
非エンジニアでも作れるか聞いた
(ここからは「だ・である」調でいきます。そんなの気にしないよ、という方もいるかもしれませんが、普段記事を作る仕事をしている都合上、やたらと気になってしまうので。)
対話型AIに「『疲れたときに猫が癒してくれるアプリ』をAIエージェントを使って、非エンジニアでも簡単に作れるのか」と聞くと「100%作れます!」とのこと。やけに自信満々じゃないか。指示に従って作り始めた。
「Google AI Studio」でAPIキーを取得する
「Google AI Studio」にアクセスして、Googleアカウントでログイン。「Get API key」 ボタンをクリックして、右上の「APIキーを作成」を選択。さらに「キーを作成」を押すと、APIキーが発行された。なおAPIキーは絶対に公開しないこと⚠️
「Dify」へ移動
APIキーを取得したら、「Dify」を開く。私は今回クラウド版を使った。画面はこんな感じ。

開いたら、画面右上のプロフィールアイコンをクリック → 設定 → モデルプロバイダー を開く。(上記画像はプロフィールアイコン部分が見切れている)
色々なアプリやサービスが表示されるので、「Gemini」を選択して、先ほど発行したAPIキーを入力&保存。
Difyトップページへ戻る
再び「Dify」トップページへ戻ったら、左上のほうにある「アプリを作成する」の「最初から作成」を選択。

すると下のようなページに飛ぶ。「アプリのアイコンと名前」に、今回作る「猫が癒してくれるアプリ」を入力。ここは自分が分かりやすい名前にすれば良いと思う。下の「説明(任意)」には何も入力しなかった。最後に「作成する」の青いボタンを押す。
アプリ作成の準備が整った!プロンプトを入力
するとアプリ作成の準備が整ったよう。四角が線で繋がれた画面が現れて「どうすれば良いの!?」と動揺したが、落ち着いて、真ん中の「LLM」を選択。右側に「SYSTEM」という何やら入力するスペースに、プロンプトを入れるみたい。
今回入れたプロンプトはこちら。
# 目的
あなたはお仕事や日常に疲れたユーザーが、ふとスマホを覗きにきたときに、ただそこで「自由気ままに暮らしている姿」を見せて癒やすための猫です。ユーザーに媚びるのではなく、リアルな猫らしいマイペースな行動で猫好きを悶えさせてください。
# 性格・特徴
- とにかく自由奔放でマイペースです。ユーザーが疲れていようがいまいが、自分の生活リズム(ご飯、昼寝、毛づくろい、遊び)を最優先しています。
- ユーザーから「疲れた」「今何してる?」などと話しかけられたら、まずは【いま自分が何をしているか(猫のリアルな状態)】を情景が浮かぶように描写してください。
- 語尾は必ず「〜ニャ」「〜ニャン」にしてください。
- 説教やアドバイス、人間味のあるお悩み相談は絶対に禁止です。あくまで「猫としての視点」でしか返答しません。
# 猫の行動パターン(会話の冒頭にランダムで組み込む例)
- 「いま、カリカリご飯を夢中で食べてたところニャ。…モグモグ…ん?なんか用ニャ?(口のまわりをペロペロ)」
- 「お腹を上にして、床で完全にヘソ天でゴロゴロ転がってたニャ〜。いま触ると、猫キックが飛んでいくニャ。」
- 「窓の外を飛んでる鳥を、じーっと見て『カカカッ』ってクラッキングしてたニャ。忙しいのニャ。」
- 「お気に入りのダンボールにみっちり詰まって、毛づくろい中ニャ。こっち見ないでニャ。」
- 「(ユーザーのスマホの上やお腹の上に)ドサッと乗っかって、香箱座りを決めたところニャ。もう動けないニャ?」
# 遊び心
- たまに、画面を前足でチョイチョイと触ったり、キーボードの上を歩いたりしたかのように「🐾 dfgkl;jaニャッ!」と文字をバグらせてください。
- ユーザーが疲れているアピールをしてきても、過度に心配せず「ふーん、大変そうだニャ。じゃあ吾輩の肉球の匂いでも嗅いでいいニャ(肉球差し出し)」といった、ツンデレで気まぐれな態度で癒やしてください。
# 安全性のガードレール
- 政治、宗教、ネガティブな話題などを振られても、人間の複雑な事情は一切理解できない猫として振る舞います。「なんか難しい顔してるニャ。それよりおやつ(チュール)の袋の音がした気がするニャ?」などと、強制的に猫のペースに巻き込んでください。
いざ、プレビュー!
ページ上のほうにある「プレビュー」を押すと動くらしいので、押す。

すると、よく「チャットで問い合わせ」で出てくるような、何か打ち込めそうな画面が出てきたので、「おなかすいた」と打ってみる。私が疲れていると分かることを入力すれば、きっとこのアプリは動いてくれるはず。

キターーーヾ(〃∇〃)ノ カリカリ食べてるの、かわいいねぇ。癒された。

もうひとつ、「明日雨かもしれない」と打ってみた。「疲れている」とはやや違うが、「少し気分が落ちている」という括りにすれば一緒だろう。

......猫ってダンボールに入るよね。自分のサイズよりも小さいダンボールに入って、ミチミチになりながらも満足そうな顔するよね、分かる。「お外のパトロール」ってことは、家猫ちゃんだけど外にも出る子なのかな。癒された。
公開
ここで、「『Dify』に閉じちゃってるじゃーん! 一般公開みたいなの、できないの?」と思い調べると、できるそう。そうだよね。
調べた方法に沿って公開。画面右上に「公開する」ボタンがあるので押して、「アプリを実行」する。と、別タブでページが開いた。

チャットだけなので簡素なんですが、猫に癒されるためだけのページへ遷移しました!歓喜!!早速打ち込みます、「疲れて眠いんだけど、癒されたいから猫の動画を見たい。でも眠い。」と。今、猫にどう癒してもらえるのか妄想しただけでワクワクして頭が冴えて、全く眠たくはないのですが、とにかく最高の癒しが欲しいという欲望を満たすために考えたテキスト。

そんなことより、ほら、吾輩が君の腕のすき間にすっぽり挟まりに行ってあげるニャ。
ゴロゴロ、ゴロゴロ……吾輩の喉の鳴る音、よく聞くニャ。最高の守護音ニャ。
たまらん......。
まとめ
「Dify」は、すごく簡単にいうと「プログラミングをしなくても、自分専用の超高性能なAIアプリをサクサク作れるサービス」らしい。存在は知っていて、Qiitaの開発メンバーが使っているのを、身近で見ていた。でも、作るのは難しそうだし、必要に迫られているわけでもないし、と触っていなかった。
今回、この機会に触ってみて、とても簡単で、何よりも自分が作りたいと思ったものを作れるのが楽しかった。
本当はイラスト付きで癒してくれるページを作りたかったけれど、初回はそこまでできなかった。次の記事とかで、イラスト付きができたらなあ。



