この記事は ex-crowdworks Advent Calendar 2024の4日目の記事です。
はじめに
今年、株式会社クラウドワークスを退職した@nisyuuです。黄色と黒を勇気のしるしに戦っています。🟡⚫️🏪🥊 🥤 💼🗺️🥊 🧑🏻💼🇯🇵🧑🏻💼
エンジニアとしてクラウドワークステック(旧クラウドテック)というフリーランスと企業をマッチングするエージェントサービスを開発していました。
この記事を開いていただいているということは、OSSに興味があるということですね
ようこそOSSの世界へ。
クラウドワークスはOSSチャンスがいくつもあり、私もチャンスを掴みOSSの世界を開くことができました。
過去のチャンスについてはこちらをご覧ください。
こんなチャンスもありました
OSSには興味があるけど、どこから手をつけていいか分からないし難しそうと感じている方は多くいると思います。
本記事はOSSに貢献してみたい人への背中を一押しできたらと考えています。
OSSとは
OSS(Open Source Software)は、無償でソースコードを公開、再使用、改変、再配布することが可能なソフトウェアのことです。単にオープンソースと呼ばれることもあります。
RubyやPython、LinuxもOSSであり世の中のほぼ全てのシステムにはOSSが使われています。OSSがあるからこそ自由に開発を行い新しいものを創造できます。
OSS活動をすることのメリット
OSSに貢献することで得られるメリットはこういったものがあります。
- スキルアップ
- ポートフォリオになる
- どこかの誰かを救う
- 英語を学べる
OSS活動することはスキルアップにつながります。仕組みを考えコードについて理解し実装に落とし込むことは、小さな1コミットでも、人生においては偉大な1コミットです。
コミットが採用されれば、実績になりキャリアアップのために使うこともできます。
そして、世界のどこかで困っていた人、今後困る人を助けることにもなります。
OSSのIssueやPull Requestでは英語で会話することが多いため、英語の勉強にもなります。
OSS活動の始め方
OSSへの貢献の仕方は様々で、バグの修正や新機能の提案、ドキュメントの更新もOSS活動の一環です。必ずしも難しい実装をコミットすることだけがOSS活動ではありません。
まずはどのOSSに対して貢献するかですが、仕事や個人開発などで使っているオープンソースのライブラリが身近で貢献しやすいと思います。
よく使用しているライブラリであれば、バグに気づいたりドキュメントの記載が不十分だと思うことがあるでしょう。そういった時にOSSチャンスは訪れます。
もしリポジトリにOSS貢献へのルールを定めている場合は、先に読んでおきルールに従いながら活動しましょう。
Issueを作る
OSSに対して何か問題や課題を発見できたら、まずはIssue一覧を確認してみてください。
まだIssueになっていない問題・課題であれば、Issueを立ててみてください。
GitHubのドキュメントですが、Issueついてはこちらをご覧ください。
リポジトリのフォーク
作成したコミットは直接OSSのリポジトリにpushするのではなく、フォークしたものに対してpushします。
プルリクエストを作る
プルリクエストはフォークしたリポジトリから、オリジナルのリポジトリに対してブランチを向けて作成します。
プルリクエストを作ってから、正式リリースされるまでに時間がかかることもあるかもしれません。
気長に待ちましょう。
コントリビュートするだけがOSS活動でない
コントリビュートも立派なOSS活動ですが、自らOSSを立ち上げメンテナーになることも立派なOSS貢献です。
まだどこにもリポジトリ化されていない良いアイデアがあれば、ぜひオープンソースにして公開してみてください。
OSS活動のコツ
最後にOSS活動のコツを挙げて締めくくろうと思います。
- 身近なオープンソースに貢献してみる
- 待ちの精神
- 思い切り
それでは、良いOSSチャンスに巡り会えることを🧎🏻
アーメソ