自己紹介
初めまして、Nissiと申します。今回がQiita初投稿です!!
現在大学2年生で、プログラミング歴は1年弱です。web開発(go, typescript)とモバイル開発を勉強してます。
初ハッカソン参加の経緯
今年の3月に学内のエンジニアサークルでプログラミングを学び始め、しばらくweb開発界隈にいました。夏休みを通して自分がスマホ依存気味であり、iPhoneのスクリーンタイム機能でアプリを制限していたのですが、「制限を無視」ボタンがあり全く意味がありませんでした。そこで、スマホの利用を強めに制限できるモバイルアプリを作ろう!!と思い立ち、個人で11月の技育CAMPに申し込みました。(運良く?)企業賞をいただけて決勝大会に進めました。
作ったもの
アプリとwebサイトの利用を制限できるiOSアプリ「Limitly」を開発しました。
Limitlyには2つの制限モードがあります。
- Limitモード
制限の開始時刻と終了時刻を指定してその間でアプリやwebサイトの使用時間の上限を設定できます。上限時間を超えるとアプリがブロックされます。現時点ではその当日のみ制限が適用されるようになっているので、曜日などを指定して自動で動くようにする予定です。 - Focusモード
タイマーを設定でき、タイマーの起動中はコンテンツをブロックします。僕自身ほぼ毎日使っていて、この記事を書いている今も使用しています。
現在AppStoreにリリースしているバージョンではこれらの制限機能のみですが、ハッカソンではコミュニティ作成機能や分析機能を追加したバージョンを発表しました。将来的にはこちらにアップデートしたいと思っています!!
技育アドバンスの感想
さすが決勝大会、どのチームのプロダクトも高クオリティで見応えがありました。VRやハードウェアなど自分にとって未知な開発領域の作品もあり、こんなこともできるんだなあと刺激を受けました。今後のアイデアのネタにしたいです。
発表自体も面白かったですが、終了後の懇親会も良かったです。学生かつプロダクトを開発している人は少ないと思うので、そのような方々と話せるのは貴重な機会でした。もっとたくさんの人と話せば良かったと後悔しています!
自己分析
結果としてLimitlyはCyberAgentさんから企業賞をいただけました。受賞の理由として以下のポイントがあるのかなと思います。
- スマホ依存に対する共感が高いのではないか
- リリースしていてユーザーがいる
それぞれについて詳しく説明していきます。
スマホ依存に対する共感が高いのではないか
MMD研究所の2022年の調査では、スマホに「やや依存している」「かなり依存している」と答えた人の割合は70%にも昇り、その半数が依存から抜け出す必要があると思っているそうです。この記事を読んでいる方もスマホをコントロールできなくて悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。Limitlyはそのような人々に直接的に解決策を提供できる点が評価されたのかなと思います。
リリースしていてユーザーがいる
今回のアドバンスでは、リリースして実際にユーザーがいる作品はそれほど多くないという印象でした。Limitlyは現在AppStoreにリリースしています。アプリの機能として言語依存がないので言語を英語にした結果、日本だけでなく、アメリカ・オーストラリア・ケニア・モンゴルからのインストールがあります(2023/12/19現在)。グローバルに価値を提供できているのは嬉しいです。
最後に宣伝
勉強中や仕事中についついスマホを触ってしまう皆さん、ぜひLimitlyをインストールして使ってみてください!! デフォルトのスクリーンタイム機能とは違って強い制限をかけられます。また、スマホ依存に陥りがちであろう小中高生にも使っていただきたいという思いから広告なし・全て無料でリリースしており、今後もその予定です。Limitlyでスマホを封印して効率を爆上げしましょう!
LP:https://limitly-lp.studio.site/
AppStore:https://apps.apple.com/us/app/limitly/id6467689467
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