はじめに
これから Oracle Cloud の資格取得を目指す方のための情報をまとめています。
2022年4月から変更された部分の新情報を盛り込んでいます。
対象オラクルマスター
・1Z0-1085-21-JPN Oracle Cloud Infrastructure Foundations 2021 Associate
・1Z0-1072-21-JPN Oracle Cloud Infrastructure 2021 Certified Architect Associate
・1Z0-997-21-JPN Oracle Cloud Infrastructure 2021 Certified Architect Professional
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資格種類
Oracle Cloudの資格は多くありますが、一番一般的なものはアーキテクト系の資格で以下の3つです。
レベル別に、Foundations→Associate→Professionalとなります。
このあたりは、AWSなど他の資格と同様です。
この中でも入門レベルのFoundations(AWSでいうとプラクティショナー)は、2022年4月から正式に無償化されました。
自宅のPCから「オンラインで」「何度も」受験できるため、
まずはFoundationsを受験してOracle Cloud資格試験の体験をするとよいでしょう。
マニュアルや後述のテキストで学習した内容が、どのような問題で問われるの確認しておくのが重要です。
難易度 | 試験番号 | 試験名 | 試験時間 | 問題数 | 合格ライン | 受験料 |
---|---|---|---|---|---|---|
入門 | 1Z0-1085-21 | Oracle Cloud Infrastructure Foundations 2021 Associate | 90分 | 55問 | 68% | 無料 |
中級 | 1Z0-1072-21 | Oracle Cloud Infrastructure 2021 Certified Architect Associate | 90分 | 60問 | 65% | 29400円(税抜) |
上級 | 1Z0-997-21 | Oracle Cloud Infrastructure 2021 Certified Architect Professional | 120分 | 50問 | 70% | 29400円(税抜) |
試験番号の最後の21は試験バージョン(西暦)を表します。
2022年5月現在、21(2021年版)が一番新しい試験です。1Z0-1072-21が2021年版。1Z0-1072-20が2020年版になります。
特に理由がない限り最新版を受験するのがよいでしょう。
学習資料
試験ごとの学習方法は別途まとめたいと思いますのでここでは概要を記載します。
まずOracle Cloudの資格試験については、対策本は発売されていません。
体系的に学習したい方は、Oracle Cloudの書籍が2冊発売されていますので、それを使用するとよいでしょう。
またオラクル社からは、受験にむけた公式のWeb学習コンテンツが無償提供されています。
レベル毎に「研修講義の動画・PDFのテキスト・練習問題・模擬試験」が用意されているので活用しましょう。
利用にはオラクル社のサイトへのID登録が必要です。
ID登録については「こちらの記事を参照してください」
オラクル社が提供する資格別学習資料
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