Jupyter Notebookの場合
jupyter notebookをインストール
pipでインストールするだけです.
$ pip install jupyter
起動は下記コマンド.
$ jupyter notebook
ここで僕がはまったのが,/mnt/c/Users/ユーザー名/
直下やDocuments
内でこのコマンドをたたくとサーバーエラーか何かでjupyter notebookが起動できなかったことです.Ubuntu環境とWindows環境の共有用に自分で作った/mnt/c/Users/ユーザー名/MyHome/
以下でたたくと問題なく開けました.
(このあたり知識不足なので,もし原因がわかる方がいれば教えていただけると助かります.)
追記(2019年11月27日)
MyHome以外のフォルダ(例えばGoogle Driveなど)でも動作することを確認しました.ユーザー名直下やDocuments内に入っているファイルのpermissionの関係でアクセスできないのだと思われます.
jupyter-themesをインストール
dunovank/jupyter-themes: Custom Jupyter Notebook Themes
公式のドキュメントにすべて載っています.ここから自分が設定したものを載せます.
$ jt -t onedork -f source -T -N -kl
-tでテーマの変更をします.カラースキームはonedorkにしました.
-fでコード部分のフォントを変更します.Source Code Proにしています.
コード部分以外のフォントも変更できますが,僕は気にならなかったのでそのままにしています.変えたい人は下記記事が参考になると思います.
-T, -N, -klはそれぞれツールバー,ノートブックの名前,カーネルロゴを表示するオプションです.つけておいた方が便利.
補完を有効にする
そのままのjupyter notebookは補完機能がないため,IDEと比較して不便です.以下の手順で補完を有効にします.
# Nbextentionsをinstall
pip install jupyter-contrib-nbextensions
pip install jupyter-nbextensions-configurator
# Nbextentionsを有効化
jupyter contrib nbextension install --user
jupyter nbextensions_configurator enable --user
jupyterを再起動すると,Nbextentionsというタブが新たに表示されているので,Hinterland
を有効化するとTab補完が効くようになります.
Jupyter Labの場合
インストール
$ pip install jupyterlab
起動
$ jupyter lab
基本はこれですが,WSLの場合エラーが出るはずなので以下の設定をbashrcかzshrcにします.
alias jupyter-lab="~/.local/bin/jupyter-lab --no-browser"
alias jl="jupyter-lab" #こっちはオプションです.お好みで.
あとは表示されるURLをコピペしてブラウザで開けばOK.