Macで生産性を上げる方法はいくつかありますが、今回は「画面の使い方」にフォーカスして記事を書いてみました。この5つすべてをやったところ、かなり画面移動のストレスが減りました。トラックパッドに手を移動しなくて良くなったのも大きいです。以下、順に説明します。
1. よく使うWebアプリはDesktopアプリ化する。
次に出てくる2.と3.を有効にするために、よく使うwebアプリはDesktopアプリ化しておくことをおすすめします。NativefierやFluidなどを使えば、Desktop版が提供されていないWebアプリをDesktopアプリ化出来ます。詳細は下記記事を参照してください。
自分はTask管理に使用しているAsanaやGoogleカレンダーなどをNativefierでDesktopアプリ化しています。
▼ References
2. アプリはDockから開かない
アプリはAlfredで開きましょう。(せめてSpotlightで。)
[option+space]でAlfredの検索画面を立ち上げ、立ち上げたいアプリorファイル名を入力で立ち上げるように癖付けると作業効率が大幅に上がります。
これを有効にするためにも、よく使うアプリは1.で説明したとおりDesktopアプリ化しておきましょう。
▼ References
3. Desktopごとに役割を与え、[control+数字キー]で瞬間移動する。
これが一番大事です。Desktopを複数枚開き、作業しやすいように割当てます。
例えば今の自分の設定は次のような感じ。(空白は自由スペース)
- Desktop 1 : ブラウザ (Google Chrome)
- Desktop 2 : メインの作業場所
- Desktop 3 : iTerm2
- Desktop 4 : エディタ系
- Desktop 5 :
- Desktop 6 : チャットアプリ
- Desktop 7 : メモアプリ (Simplenote)
- Desktop 8 : Todo管理アプリ (Asana)
- Desktop 9 : スケジュール管理アプリ (Google Calender)
- Desktop10 : メールアプリ
ここで大事なのが各Desktop間を瞬間移動できるようにMission Controlで設定することです。
[control+数字キー]でデスクトップ間を瞬間移動できるように設定します。
詳細は下記記事に譲りますが、普段使うアプリは立ち上げ場所を設定しておくことで、どのDesktopから立ち上げても指定したデスクトップで開かれるため、画面が散らかりません。
※ TotalSpacesなどを使用している方もいるかも知れませんが、この方式ではテンキーを使用しないのでTotalSpacesのタイル状にDesktopを並べる機能は不要と判断し、僕は使っていません。
例えば、Desktop 1でブラウザで調べ物をしていたときに思い立ってメモを開きたくなった場合、
これまでの設定をしておれば
[control+space]→[メモのアプリ名を入力]
の操作だけでDesktop 7に自動で切り替わり、アプリが立ち上がっています。
再度ブラウザに戻りたければ
[control+1]
を押すだけです。
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4. 再起動時に前開いていたアプリは再度開かない設定にする。立ち上げ時に開くアプリのみ個別に設定する。
常駐させたいアプリは個別にDockで「右クリック>オプション>ログイン時に開く」で設定しておきます。これと同時に再起動時に前開いていたアプリを開かないように設定しておきます。(再起動時に出てくるチェックマークを外すだけ)
すると、起動と同時に3.で設定した通りの配置で、設定しておいたアプリのみが立ち上がっている状態でスタート出来ます。
僕はGoogle Chrome, Simplenote, Asana, Google Calender, Airmailはログインと同時に開く設定にしているので、起動と同時に3.で設定した配置で各アプリが立ち上がります。
すぐに作業に取りかかれるので非常に快適です。
5. Dockに置くものは最小限にする。
基本中の基本でおまけみたいなものですが、Dockが散らかると目も散るのでDockに置くものは最小限にするようにしています。
Alfredでアプリを立ち上げるので普段は使いませんが、どうしてもDockを使わなければ行けない場合に最短時間で見つけられるように、Dockは整理しておくことをおすすめします。