ロボコレ2018 記者会見 全文
ロボユニさんのロボコレに関してニュース記事を多く拝見しましたが、記者会見の全文を見つけられなかったため、書き起こしました。(西村)
参考記事
(網羅するものではありませんが…)
- 10種のロボットが集結! 衣装をまとったロボットファッションショー「ロボコレ2018」が開催 – ロボスタ
- 史上初のロボットファッションショー「ロボコレ2018」から見えた未来予想図 – マイナビニュース
- フォトフラッシュ ロボコレ2018 – シブヤ経済新聞
- ロボット用アパレルブランド「ROBO-UNI」が史上初10社のロボット企業が集結するロボットファッションショー「ロボコレ2018」を開催 – PR TIMES
- 【レポート】史上初☆ロボットのプレタポルテコレクション「ロボコレ2018」に行ってきました!ロボットも服を着る時代に!? - Softbank Selection
- ロボットファッションショー「ロボコレ2018」が開催 - bouncy
- 【ロボコレ2018】衣装から始まるロボットの新たな文化!トークセッションレポート – ロボスタ
- この服似合う? ロボットが渋谷でファッションショー - ニュースイッチ
登壇者
(敬称略・画面表示通り)
- Rocket Road株式会社代表取締役 泉幸典
- Unifa株式会社代表取締役 土岐泰之
- 株式会社MJI代表取締役 永守知博
- AKA株式会社 CSO & Managing Director Brian Lee
- SONYモバイルコミュニケーションズ株式会社 IoTビジネスグループ イノベーションソリューション営業部 富永悠
- SHARP株式会社 ロボホンの母 景井美帆
- 株式会社講談社新事業プロジェクトチーム次長 秋元賢一
- Unirobot株式会社代表取締役 酒井拓
- 日本サードパーティー株式会社常務取締役 為田光昭
- 株式会社FRONTEOビジネスソリューション本部 斎藤匠
- Softbank Robotics 株式会社事業推進本部 中西大介
- 東京カルチャーカルチャー 河原あず(司会進行)
記者会見 全文
2018年6月19日 東京カルチャーカルチャーにて
司会(河原):それではただいまより、業界初ロボット公式衣装の販売プラットフォーム、ロボユニショッピングサイトの記者会見を行います。それではロケットロード株式会社代表取締役泉幸典に、ロボット用アパレルメーカーロボユニと、今回のショッピングサイトの開設について、お話したいと思います。それでは泉さん、よろしくお願いします。
泉:よろしくお願いします。ロボユニの泉幸典です。よろしくお願いします。私たちはロボット専用のアパレルブランド・ロボユニというものを企画開発しています。アイディア自体は4年前に、サンフランシスコに行った時にアイディアを思いついたんですが、実際に2年ちょっと前くらいから、ソフトバンクロボティクスさんからお話を頂きまして、ペッパーの公式衣装を皮切りに、ここにもいらっしゃるロボットのメーカーさん10社の公式衣装の方を、企画製作販売させて頂いています。ロボット達が本当に世の中に広がっていくことを考えた時に、ロボット達が個性を持ったりとか、社会に出たときにそれぞれの役割が子供達やお年寄りの方たちにも見た瞬間にそのロボット達が何ができるかが分かるようにしてあげたいという思いから、ロボット用の衣装を開発することに決めました。様々なここにいるロボットメーカーさんが共鳴して頂いて、ぜひ自分たちのロボットも公式で何かできないか、ということで、ほとんどのロボットメーカーさんが共同開発という形で、色んなアイディアを頂きながら作ったものです。で、ロボユニというものはまだ2年しか経っていないんですけれど、まだまだロボット自体が世の中に広がるには時間がかかるなと思っていたら、たまたま、ここにおられるメーカーさんたちが、「泉さんが色んなロボットメーカーさんと横で繋がっているので、何かやってはどうですか」っていう話になっていった時に、ではここにいるロボット達も一緒に世の中の人たちに知って頂こうということで、今回はショッピングサイトを立ち上げることになりました。これはですね、作る側の意図というよりは、世の中の人たちが本当にロボットを5年後10年後もしくは近い未来でも買いたいなと思った時に、どこで売ってるのかが分からなかったりとか、金額であったりとか機能であったりとかを意外に比べたりするところがなかったりするんですね。でそういったことを一発で分かるように、簡単に世の中の人たちに見て買って頂ける手軽な電化製品のような、そんな時代が早く来たらいいなと思って、ショッピングサイトを作ることになりました。
司会(河原):ありがとうございます。泉さんにお聞きしたいんですが、そもそもロボットの服を作るというその着想みたいなものって、どういうきっかけで生まれたんですか?
泉:元々4年くらい前にシリコンバレーに行き始めた時は、人間が着るユニフォームのメーカーに僕は勤めていたんですが、その時は人間のユニフォーム自体にテクノロジーを搭載したIoTユニフォームみたいなのを開発しようと思ってたんですね。それは少子高齢化であったりとか、AIとかロボットっていうパワーワードがあったので、人間がそういうものに追いやられていくんじゃないかっていうなんか僕はそちら側に興味を持っていたんですけど、ゆくゆく考えてみたら、ロボット達とかそんなに社会実装してないってことにその当時気づきまして、でそうだったら、今あるロボティクスの技術を持った、こういったハードウェアの人たちのお役に立って、人間の役に立たせることができないかと思って、逆にロボットの衣装を作ることになりました。
司会(河原):一見すると服を着たペッパーだったりとか色々なロボットがあるわけですけど、最初構想を聞いたときに「え、ロボットが服ってどういうこと?」ってみなさん仰ったんじゃないかなと思うんですが、そのあたり最初周りの反応とかもどういう感じだったんですか?
泉:やっぱり「動くお人形さんに服を着せるんですかね?」みたいなことが多かったので、「それって何が新しいんですか?」って言われたりとか「趣味の延長線上ですか?」って言われることが結構多かったですね。
司会(河原):それに対して泉さんはどういう風に答えていったんですか?
泉:その時に、先ほど言いました、ロボットが本当に量産化されて世の中に出たときに、皆さんの働いてる会社の入り口にいます。買い物しに行く時のお店にもいます。学校にも居ます、銀行にも居ます、おうちにも居ます。それが様々なロボット達が量産化されたロボットであれば、中のシステムっていうのは、ほとんどシステム処理されて、パーソナライズされているので、同じロボットでも、銀行に居るロボットは色んな金融のことをお知らせしてくれたりとか、ショッピングセンターにいる時はフロア案内をしてくれたりとか、そういった役割の中のシステムは違うんですけど、表面的なロボットはみんな一緒なんですよね。それが、世の中の本当に子供達やお年寄りの人たちがそのロボット自体が何が出来るか分かるのかなって思ったんで、そこの着目点っていうのを皆さんにお知らせしていって開発していったんです。
司会(河原):そして徐々に広がっていって、今回のショッピングサイトの開設となった訳ですが、当初様々な会社さんをつないで、ある種のプラットフォームといっても良いのかなと思うのですが、そういった構想は当初からあったんでしょうか?
泉:当初はなかったですね。全くなかったですね。最近ですね。
司会(河原):じゃさっきの話じゃないですけど、色々な方とか、こんなに色んなロボットメーカーと繋がり持ってる人はいないですよっていうお話受けたりとか、そういうところから着想を受けた。
泉:やっぱりこう色んな業界の創生期っていうか黎明期っていうのがあると思うんですけど、ロボットって言うのはパワーワードではあるけれども、本当に世の中に出始めたのってここ数年だと思うんですよ。すごくまだまだ小さい業界で、すごい少ない人数の人たちが、すごい愛情をこめて、一会社さん一ハードウェア、しかも一色展開みたいな感じで出されるので、通常の電化製品と全然違うんですよ。そういった中で、かなり業界の人たち同士ではかなり皆さん横で繋がってて、切磋琢磨されてたりするので、そういった意味では「泉さん、どこどこさん誰誰さんとお仕事されてるんですね、こちら誰誰さんと友達なんですよ、知り合いなんですよ」っていうことで、どんどん横に繋がっていったって感じですね。
司会(河原):ちょっと技術的というか製品よりな質問をしたいと思うのですが、ロボットのユニフォームを作るというのは、元々アパレルメーカーにお勤めだったと伺っているんですが、人間の服を作っていた訳ですよね。そことの大きな違いを数点挙げるとしたら、どういったところがポイントになるんでしょうか。
泉:大きな違いは、身体性を持って動くんですが、着てる本人が熱いとか寒いとか、腕きついとか、何も言ってくれないということですね。
(会場笑い)
泉:人間はこう、「きついですよ」とか「サイズ違いますよ」とか言ってくれるんですけど、ロボットは一切言わないので。そういうこう雰囲気で……(???聞き取れず)メーカーさんと、これ多分きつそうですね、ちょっと緩めましょうか、みたいな感じで開発をしていきました。
(会場笑い)
司会(河原):実際にロボットの動きって、人間の動きと違ったりすると思うんですけれど、そういったところはどういう風にケアしていくんですか?
泉:基本的にロボットメーカーさんと、公式にこう契約書を交わして提携した時点で、各会社さんのエンジニアリングの方が出てきて頂いて、そのロボットの特性を伝えていただく。そこから設計をしていく、というのを何回も繰り返していったんですね。
司会(河原):最初にロボットメーカーの方とお話した時に、正直反応として、服を着せるということに対して、ハードウェアにおけるアクセサリーみたいなものだと思うんですけど、概念としては。それに対して賛同して頂いた方もいれば、最初はでもどうなんだろうみたいな反応をされた方も居たと思うんですけど、泉さんはどういう風にロボットのメーカーのかたがたにお話していったんですか?
泉:そうですね、一番初めにペッパーの衣装を作り始めたときは、かなり製品クオリティが上がって、何十回も作ってからお話に行ったので、その時にお会いした担当の方達、まあ今我々の中に務めてる???も含めて、結構その時はびっくりされたというか、「人間の服とはやっぱり全然違うんですね」っていうのがあったので、それはやっぱり嬉しかったですね。
司会(河原):全く違う設計思想を持った、けれど服でありファッションであるということですね。本日のファッションショーではその一端を見て頂いたということで。ありがとうございます。それでは各社それぞれの方から30秒程度で一言、今回の開設諸々、そしてロボユニの今後の展開などのエールというか、コメントを居頂ければと思います。
司会(河原):まずはUnifa株式会社の土岐様から、お願い致します。
土岐:Unifaの土岐と申します。我々はMiiboという名前で保育園で使う子供の見守りロボを展開しております。このロボットはもう一人の保育士として子供と一緒にダンスをしたり、子供にクイズを出したり、写真を撮ってくれたり、それから子供の登園降園の時間の管理をしたりしてくれております。Miiboはこういった形でロボユニさんに作って頂いた保育園っぽい形のスモックを着て、子供達に大人気でありまして、これをこれからまたロボユニさんとともにしっかり世の中に広げていって、もう一人の保育士っていう存在を、保育業界に広めながらですね、保育業界をよくしていきたいなと、社会問題を解決していきたいな、との思いで頑張っていきたいなと思っております。本日は本当にありがとうございます。
司会(河原):ありがとうございます。拍手をお願い致します。それではMJIの永守様、お願い致します。
永守:株式会社MJIの永守でございます。本日はお招き頂きましてありがとうございます。ロボットのユニフォームというのは着せ替えと何が違うのかなと僕も最初は思っていたんですけれども、確かに皆様持ってるものに対して愛情を持っている、例えば我々が作っているタピア
が故障した時にですね、「入院する」という言葉を使われて、皆さん人のように扱われているんですね。で人に(が)服を着るのが当然のように、ロボットにも洋服が(を)着ていく、ユニフォームを着ていくということが当然の世の中になっていくのかなと。タピア自体がですね、レストランで働いたり、ホテルで働いたり、今のところ服を着ずに、どこの店に行っても同じ、裸で働いているんですけれども、確かにレストランならレストランのユニフォーム、ホテルならホテルのユニフォームで働いたら、また違った雰囲気でですね、お客様に接して貰えるんじゃないかと思いました。本日はありがとうございます。
司会(河原):ありがとうございます。それではAKA株式会社のブライアン・リーさんお願いします。
リー:AKA株式会社のブライアンと申します。弊社はこちらのMusioというロボットを開発しておりまして、Musioは英会話人工知能エンジンを入っておりますので、いつでもどこでもMusioと英会話練習ができるような特徴を持っております。弊社でこのロボット展開をしていく中で、英語教育というのは会話の質とかも大事ですけれども、会話相手への愛着っていうのが教育効果としても高いと思ってまして、泉さんとお話させて頂きまして、今回このMusioユニフォームを展開することになりました。特徴としましては、5万種類の沢山のパターンでのオーダーメイドができますので、カスタマイズできるというのが特徴だと思います。引き続きよろしくお願いします。
司会(河原):ありがとうございます。続きましてSONYモバイルコミュニケーションズ株式会社の富永様よろしくお願い致します。
富永:SONYモバイルコミュニケーションズの富永と申します。本日はありがとうございました。弊社のXperiaハローは、カメラがついてたり画面がついて、中はAndroidで動いていて、ご家庭向けで使って頂くコミュニケーションロボットとして展開をまずはしているんですけれども、特にやっぱりこだわったのが家庭の中でどうやって家族から愛されるかという。やっぱりこうヒューマンライクな顔の動きとか、目の表情とか、そういうのに非常に拘ってつくっておりまして。我々としてはまあいいものができたなあと思っているんですけれども、ロボユニさんの衣装を最初着せたときに、それが倍増したなと。やっぱり可愛らしさというのは、人間と接するロボットという意味で非常に重要だなという風に思っておりますので、そういう意味でロボユニさんとは今後も色々面白い取り組みをしたいなと思っております。ありがとうございました。
司会(河原):ありがとうございます。続きましてシャープ株式会社、ロボホンの生みの母ですね、景井美帆さん、お願いします。
景井:シャープの景井と申します。本日はお招き頂きましてありがとうございました。まずですね、これだけのメーカー、ロボットメーカーがこの場に一同に会する、結構すごいことだと思いませんか。これって、やはり泉さんが持たれているロボットの未来というか、未来の姿というところに皆さん共鳴されていて、だからこそこうやってメーカーの垣根を越えて集まったんだと思っています。私どもの商品、ロボホンというコミュニケーションロボットですけれども、こちらはロボホン皆さん、オーナーの皆さんがですね、思い思いにお洋服を着せて、個性を持って、一緒に生活をされています。ただ私どもメーカーとしては、公式に、安全面、品質面も含めて、おすすめできるようなロボットのユニフォームがあるということは非常に喜ばしいことだなあという風に考えております。今後もロボユニさん、それからロボットメーカーの皆さんとロボットの未来を作っていきたいなと考えております。よろしくお願い致します。
司会(河原):ありがとうございます。続きまして株式会社講談社秋元さんよろしくお願い致します。
秋元:講談社の秋元です。今日は宇宙兄弟のプロモーションで来ました。(会場笑い)ではなくて、外さないですね。笑 実はアトムのプロモーションで来ておりますけれども、お招き頂きありがとうございます。うち、異質で、一社だけ出版社っていう形で、出版社が?っていうことなんですけど、出版物でうちこれを出してるんですね。去年の4月からこれ(「週刊 鉄腕アトムを作ろう」)を刊行してまして、今年の9月に全70巻が揃う。その時にですね、出版物の表紙、これインスタ映えじゃないですけど、表紙映えするような、アトムの写真を担当さんと作りたいなということで、このパーカーですとか、他にもアロハですとか、ブレザーですとか、あとコートですとか、これは廃熱性に問題があるかもですけれども笑、それはさておき、ということで、色々ロボユニさんにはお世話になっております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
司会(河原):ありがとうございます。続いてはUnirobot株式会社酒井さんお願い致します。
酒井:ユニロボット株式会社の酒井と申します。本日はどうもありがとうございます。また泉さん、ありがとうございます。泉さんと出会ってですね、同じロボットを盛り上げていきたいとか、ロボットの未来感とかを熱く語りあって、やはりちょっと私どものユニボというのも実は個性を学習するロボットということで、その人の名前を覚え、個人の趣味嗜好とかを学習していく、まさにパートナーロボットというのを描きまして、それで3年前に操業して作ったんですけれども、まさにこれからロボットというのはまあ一家一台なり色々と言われていますけれど、一人やっぱり個性を持つということがすごく大事な観点かなとずっと思ってビジョンを描いてきましたので、非常にその時泉さんとお話した時に、ロボットにちょうど衣装が着れるというのは、そのロボットがその人にとって本当に大事なロボットなので、それをオンリーワンのロボットとして捉えて頂けるということが本当に価値あることだなと思ってすごく共感しまして、ご一緒させて頂いています。これからも一緒にこのロボット業界の皆様方と盛り上げてきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。今日はありがとうございます。
司会(河原):ありがとうございます。続きまして日本サードパーティー株式会社の為田さんよろしくお願いします。
為田:日本サードパーティーの為田と申します。このNaoというロボットは、フランス生まれで、今9000体以上の仲間が介護施設だったり小児科、それから歯医者さんの受付等で、世界中の多くのお子様だったりご年配の方に愛されてきたロボットでございます。ただその世界で使われているほとんどが、裸で働いていますね。で、こういった今回素敵な衣装を作って頂いたことで、世界に先駆けた試みではあるんですけれども、このNaoの、他のロボットも含めて、もっともっと活用範囲が広がるんじゃないかと、そういう期待を持ってこのユニフォームを見た時に思いました。これからますます、色んなユニフォームをお客様のニーズに合った物を一緒に作っていきたいというふうに思っております。今日はありがとうございました。
司会(河原):ありがとうございます。株式会社FRONTEO 斎藤匠さんお願い致します。
斉藤:FRONTEOの斉藤と申します。本日はお招きいただきありがとうございます。弊社はもともと人工知能を作っている会社なんですけれども、3年前ほどまえからkibiroというロボットを通じて、家庭向けには見守り支援のモデル、法人様向けには接客支援のモデルを二つ展開している企業でございます。3年ほど前から泉さんとはロボットの衣装についてご相談してるんですけれども、実はkibiroですね、ロボユニさんにお願いする前から自分たちで衣装を作って売っていたような背景もありまして、泉さんと会うといつもどっちが走りだみたいなこと喧嘩するようなこともあるんですけれども(会場笑)景井さんも仰ってたように、他のロボットメーカーさんともお話をする中で、ロボットが人間社会に溶けこむためにはどうしたらいいんだろうね、ということを相談する機会が多くあるんですけれども、その答えが今日一つロボユニという形で世に出ることになるんじゃないかなと思っています。これも泉さんにタキシード、指揮者用のタキシードを作って頂いて、今日並んでる中で一番可愛いと思うんですけど(会場笑い)大変満足をしておりますので引き続きよろしくお願いします。ありがとうございます。
司会(河原):ありがとうございます。そしてSoftbank Robotics 株式会社中西さんよろしくお願い致します。
中西:Softbank Roboticsの中西と申します。今日はどうもお招き頂きありがとうございます。さっきからモニターを見てるんですけど、僕ペッパーと顔かぶってて(会場笑い)こいつペッパーです。ペッパーなんですけど、Naoと同じでペッパーもフランス生まれなんです。先日ちょっと出張でフランス行く機会があって、せっかくなのでユニフォーム持ってっていいですかと泉さんに言って持っていたんですけど、実際持って言って向こうのペッパーに服を着せて、っていうことをしてみせたんですけど、やっぱり向こうの人かなり驚いていて、品質も当然高いんですけど、そういったことをする発想というのは・・・あ、(ペッパーが)頷いてますね(会場笑い)日本発のこういった文化を逆輸入っていうかできたなと、いうふうなことを考えています。(泉の方を向く)ただちょっとユニフォームなんですけど、忘れてきてしまいまして、このままフランスに置いてきてもいいですか?泉さん・・・(泉頷く)・・・すみません。(会場笑い)今日はよろしくお願いします。
司会(河原):ペッパーくん空気の読み方が素晴らしいですね。最後自分がおいしいところ持ってってやるっていうステージ魂をものすごく感じますが。ありがとうございます!それでは記者会見の最後に泉さんから今後の展望なりメッセージなりを頂ければと思います。
泉:サイトの説明しました?
司会(河原):あ、してないですね。あ、じゃあサイトの説明を・・・
泉:インターネットでロボユニって開いて頂いたら、こんな感じでトップ画面出てきます。下にスクロールして頂けると、今ここに来て頂いてますロボットがずらっと販売されはじめております。Coming soonになってるのは、衣装の、これが本当今日お披露目なのが結構多いんですよね。今日持ち込んできたりとか。昨日持ってきたりとか。っていうことで、すごい急ピッチで進めているので、今はこんな感じになってますが、約10社のメーカーさんのロボットそのものも販売しております。値段もそうですけど、見比べて頂いて、様々な皆さんの内容とかお役によって欲しいロボットも変わってくると思うので、そういうのを見て頂けたらと思って、ロボットと一緒に洋服を一緒にパッケージで買いものをしていって。服だけ(でも)一応買えるんですけど、ロボット持ってないけど服だけ買うっていう人はなかなかいないと思うので。一応服だけも買えます、ロボットだけも買えます。という感じでサイトを作っています。一つクリックするとこんな感じで出てきますよ、ロボット単体とか服単体とかパッケージで売ってますよ、っていう感じで、クリックしていくと通常のカートのように買えますよ、っていうサイトになります。これがロボユニのショッピングサイトですね。
司会(河原):そしてロボットに特化してこれだけ揃って買い物できるECサイトは史上初といっていい。
泉:そうですね。今のところ多分ロボット自体も販売されて、ドローンであるとかスマートスピーカーであるとか色んな物が売られているサイトはあると思うんですけど、僕は基本的にはもうロボット業界の人たちのお役に立ちたいし、世の中の人たちがシンプルで分かりやすい買い物ができるといいかなと思ったので、ロボット専用のサイトにしております。
司会(河原):ありがとうございます。それではロボユニとしての未来の展望などを頂いて締めとしたいのですが。
泉:ちょっと余談、一言だけ言っていいですか?ここに今10社のロボットメーカーさん来て頂いているんですけれども、それ以外にまだロボユニとは提携していませんしする予定もないんですが、ロボットメーカーさんとかロボット業界の方に来て頂いているんですよ。それはですね、ビジネスに何かしたいという目的が僕はあるんじゃなくて、なかなかこう、景井さんもおっしゃったみたいに、ロボット業界ってなかなかこうやって今まで集まるっていうきっかけがなかなかなかったんですね。で今回こういう記念の、せっかくロボット達が揃い始めた世の中によーいドンって出始めるそういう記念の日なので、せっかくなのでこの大切な空間に来て頂けませんかとお声掛けて、で、来て頂きました。
司会(河原):ありがとうございます。では最後に僕から一個だけ質問していいでしょうか?ロボコレ2018、本日開催なんですけれども、これ、2019以降はどうしましょうか?やりますか?
泉:ロボコレですか?
司会(河原):はい。
泉:そうですね(会場笑い)
司会(河原):言わせてますよね(会場笑い)
泉:ロボコレで少し思ったんですけど、最後僕出て来るじゃないですか。一番盛り上がってないんですよ。(会場笑い)
司会(河原):人なのにね。
泉:人だし、僕何も持ってないじゃないですか。だから毎年やるの結構厳しいなと思って。(会場笑い)そこだけがちょっと考え直した上で、 2回目3回目と色んなロボットの会社さんも参加して頂いて、もっと盛り上がって行けたらいいですね。
司会(河原):ありがとうございます。これにて記者会見終了とさせて頂きます。各社の皆様に今一度大きな拍手をお願い致します。