IBMは今年もCall for Code チャレンジ 2019をスポンサーとしてサポートしています。
Call for Codeはエンジニアが最新のテクノロジーを使い、新たなサービスを作り、世界中を「コード」で変革することを長期にわたって推進するグローバル・イニシアチブです。2018年から始まり、2019年は2年目となります。
当記事ははCall for Code チャレンジ 2019の概要と2019 Call for Code チャレンジ コミュニティへの参加方法をご説明します。
なおこの内容は2019年2月27日、日本IBM箱崎事業所で開催された「テクノロジーを活用して人命を救う Code and Response イニシアチブ とは?」 にて 「Call for Code 2019 について最新情報と参加のお誘い」のセッションでご説明した内容とほぼ同じです。
#Call for Code チャレンジ 2019
Call for Codeチャレンジは世界中のエンジニア、ビジネスパーソンが参加する自然災害アプリ開発コンペティションです。
2018年ののスコープは以下に関するアプリケーションの作成です。
- 「自然災害への対策や回復」
- 「自然災害回復時の人々の健康」
- 「地域コミュニティが良好な状態になること」
例えば以下のようなものが考えられます:
- 天気に関連した混乱を予測し、抗生物質、インスリン、ミネラルウォーターなどの在庫を増やすよう薬局に警告
- アナリティクスを使用して、災害の影響を予測し、差し迫った脅威に対する準備方法についてコミュニティに知らせる
- 画像認識を使用して災害の影響を評価し、対応を迅速化して、復旧にかかる時間を短縮
- 特別な支援を必要とする(身体障害者、入院中、高齢者、閉じ込められている)人の移動困難状態を発見し、支援
主な参加ルール(2019年3月4日現在)
- 1つ以上のIBM Cloud サービス または IBM Systemsを使用
- 18歳以上
- チームは1名から最大5名まで、複数のチームへの参加不可
- アプリケーションは2019年のCall for Code用に新規に作成されたもの (2019年2月12日時点で他の参加者にオープンソースとして公開されているものは使用可能です)
その他の参加ルールはhttps://callforcode.org/challenge/内のRulesを参照してください。
審査基準
作品は以下4つの観点から評価・採点されます
-
Completeness and transferability
- アイディアはどの程度実装されているか?実際に現場で使えるものか?別の場所に移すことはできるか?
-
Effectiveness and efficiency
- 優先度の高い領域に対応しているか?効果的かつ効率的に目的を達成しているか?スケールするか?
-
Design and usability
- ソリューションのデザイン、ユーザー体験、使いやすさは優れているか?すぐに使用できるものか?
-
Creativity and innovation
-長年の、扱いにくい問題を、独創性のあるアプローチで解決しているか?
Prize (賞品)
以下のAwardが贈られます。
グローバル最優秀賞チーム
- $200,000(2,200万円相当)の賞金
- Call for Code Global Prizeイベントへのご招待
- ベンチャーキャピタリストを紹介し、アイデアへの投資と起業の機会を得る
- Code and Response イニシアティブによるサポート
- IBM Corporate Services Corpsチームと共にソリューションを展開する機会
- The Linux Foundationからの長期的なオープン・ソース・プロジェクトのサポート
優秀賞、準優秀賞チーム
- $25,000(275万円相当)の賞金
- Call for Code Global Prizeイベントへのご招待
- Code and Response イニシアティブによるサポート
- IBM Corporate Services Corpsチームと共にソリューションを展開する機会
- The Linux Foundationからの長期的なオープン・ソース・プロジェクトのサポート
4位・5位
- $10,000(110万円相当)の賞金
- Code and Response イニシアティブによるサポート
- IBM Corporate Services Corpsチームと共にソリューションを展開する機会
- The Linux Foundationからの長期的なオープン・ソース・プロジェクトのサポート
スケジュール
(2019年3月4日現在)
プロジェクトの受付開始は2019年3月25日からとなります。
登録した内容は締め切りの2019年7月29日まで何度でも変更可能です。
日程(2019年) | |
---|---|
3/25(月) | プロジェクト受付開始 |
7/29(月) | 作品提出締切 11:59PMまでに提出 *米国西海岸標準時 |
8月〜9月 | 選考期間 |
10月 | 優勝者チーム発表 at Call for Code Global Prizeイベント |
2019 Call for Code チャレンジ コミュニティ に参加しよう !
「IBM CORDER PROGRAM」というサイトの中に「2019 Call for Code チャレンジ コミュニティ」として、Call for Code関連のディスカッションやCall for Codeに関する災害やIBMテクノロジーについて学べるコミュニティがあります。ぜひこちらに参加して、Call for Codeに関する知識を深めてください。コミュニティのディスカッションでは Advocate に質問ができます。
2019 Call for Code チャレンジ コミュニティ参加方法
Step1
https://callforcode.org/challenge/にアクセスし、
Join the Challenge Community
ボタンをクリックします。
Step2
既にIBM Cloudアカウントをお持ちの場合 は
ログイン
をクリックします。その後表示されるログイン画面でログインをしてStep3の手順へ進みます。
IBM Cloudアカウントを新規作成する場合は
Eメール
を記入して→
をクリック(またはEnterキーを押下)し、アカウントを作成を開始してください.
Step2 - アカウント新規作成(1)
登録可能なEメールであれば、
- 名前
- 姓
- 国または地域
- パスワード
が入力できるようになります。
全ての入力が完了したら
アカウントの作成
をクリックします。
Step2 - アカウント新規作成(2)
「XXXX
のタイルを全て選択してください」というようなポップアップが表示されます。
対応するタイルを全てクリック後、
次へ
または 確認
をクリックします。
(もう一度聞かれる場合は同様にクリックします)
Step2 - アカウント新規作成(3)
確認のEメールが送付されるので、Eメールを確認します。
IBM Cloud <no-reply@cloud.ibm.com>
からきたメールを確認し、
メール内のConfirm Account
をクリックします。
Step2 - アカウント新規作成(4)
Confirm Account
をクリック後、ブラウザーに「成功しました」のメッセージが表示されれば、アカウント作成完了です。
しばらく待つとIBM CORDER PROGRAMのページに移動します。
##Step3 - コミュニティへのアクセス
新規登録 および IBM CODER PROGRAMに未登録のアカウントの場合(Call for Codeページよりログインした時のみ)は IBM CODER PROGRAMのTerms & Conditionsのページがが開きます。
内容に問題なければ[I understand] と e-mailを希望する場合は[I consent to receive email communications]をチェックし、Join
をクリックします。
IBM CODER PROGRAMに入ります。
IBM CODER PROGRAMのダイレクトリンクはこちら: https://ibmcoders.influitive.com/
##Step4 - Call for Codeに関するチャレンジへの参加
早速Call for Codeに関するチャレンジをクリアして、Call for Codeの学習を進めましょう!
チャレンジには
- Call for Codeに関するYoutunbe動画の視聴
- ディスカッションに自己紹介を書く
- IBM Cloudの使い方を学習
などのチャレンジがあります。順に進めてクリアしていくとCall for Codeの内容, IBM Cloudの使い方、アプリケーション開発のヒント・サンプルコードなどが学習できる仕組みなっていますので、ぜひチャレンジをクリアしていってCall for Codeに関する理解を深めていってください!
なおIBM CODER PROGRAMに参加登録後、ダイレクトにIBM CODER PROGRAMにアクセスするURLは https://ibmcoders.influitive.com/ です。