「Db2 on Cloudを使ってみる」シリーズ
Db2 on CloudではSW阪のDb2と同じくSQLでテーブル作成可能です。
当記事では2021年8月現在オープンデータとして公開されている東京都 新型コロナウイルス陽性患者発表詳細というデータがロードできるデーブルをさくっと作ってみます。
データのダウンロードは以下でできます。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/data/130001_tokyo_covid19_patients.csv
前提
Db2 on Cloudのサービスは作成済みであることを前提としています。
Db2 on CloudはLiteプランで無料で使えますので、お試しになりたい方は以下の記事を参考に作成してみてください。
1. IBM Cloudにログインし、Webコンソールを表示する
以下を参照して表示してください:
Db2 on Cloud: Web管理コンソールの表示
2. 左側のメニューから「SQLの実行」をクリック
3. 「+」をクリック後、「新規作成+」をクリック
ブランクの無題タブがあればそれを使ってもいいのですが、ここでは新たに作ってみます。
タブ名の右側にある「+」マークをクリックします。
4. CREATE TABLE文を入力
CREATE TABLE文は表を定義するSQLです。
https://www.ibm.com/docs/ja/db2/11.5?topic=statements-create-table
以下のSQLをコピー&ペーストで表示されたSQL入力エリアに入力してください。
Liteプランの場合:
CREATE TABLE "COVID_19_TOKYO" (
"NO" INTEGER ,
"全国地方公共団体コード" CHAR(6) ,
"都道府県名" VARCHAR(16 OCTETS) ,
"市区町村名" VARCHAR(128 OCTETS) ,
"公表_年月日" DATE ,
"発症_年月日" DATE ,
"確定_年月日" DATE ,
"患者_居住地" VARCHAR(128 OCTETS) ,
"患者_年代" VARCHAR(16 OCTETS) ,
"患者_性別" VARCHAR(16 OCTETS) ,
"患者_職業" VARCHAR(64 OCTETS) ,
"患者_状態" VARCHAR(128 OCTETS) ,
"患者_症状" VARCHAR(128 OCTETS) ,
"患者_渡航歴の有無フラグ" CHAR(1) ,
"患者_接触歴の有無フラグ" CHAR(1) ,
"備考" VARCHAR(128 OCTETS) ,
"退院済フラグ" CHAR(1) )
**Standard/Enterprise プランの場合: **
<スキーマ名>に作成先のスキーマ名を入れてから、実行してください。
CREATE TABLE "<スキーマ名>"."COVID_19_TOKYO" (
"NO" INTEGER ,
"全国地方公共団体コード" CHAR(6) ,
"都道府県名" VARCHAR(16 OCTETS) ,
"市区町村名" VARCHAR(128 OCTETS) ,
"公表_年月日" DATE ,
"発症_年月日" DATE ,
"確定_年月日" DATE ,
"患者_居住地" VARCHAR(128 OCTETS) ,
"患者_年代" VARCHAR(16 OCTETS) ,
"患者_性別" VARCHAR(16 OCTETS) ,
"患者_職業" VARCHAR(64 OCTETS) ,
"患者_状態" VARCHAR(128 OCTETS) ,
"患者_症状" VARCHAR(128 OCTETS) ,
"患者_渡航歴の有無フラグ" CHAR(1) ,
"患者_接触歴の有無フラグ" CHAR(1) ,
"備考" VARCHAR(128 OCTETS) ,
"退院済フラグ" CHAR(1) )
5. 「すべて実行」をクリック
しばらくすると実行が完了します。状況が✅
になっているのを確認します。
これでテーブルの作成ができました!
6. 確認
以上です。