IBM Cloud上にあるDb2はLiteプランを選択することで、無料で使用できます。学習用などに使用が可能です。
作成方法は「Db2 on CloudをLiteプラン(無料)で作成」を参照ください。
Liteプランを継続して使用するには期間ごとに再アクティブ化が必要です。
なおソースによってreactivateの訳が「再アクティブ化」、「再延長」、「再活動化」といろいろありますが、全て同じ意味です。ちなみに当記事は「再アクティブ化」にしてみました。
Db2 on Cloudのドキュメントには以下のように書かれています:
30 日ごとに再アクティブ化が必要。 再アクティブ化されない場合、Lite プラン・サービスは 60 日後に削除されます。
IBM Cloudのカタログ上だと以下のように書かれています:
無料プランは必要な期間継続して使用できますが、ユーザーに 90 日ごとに無料アカウントの再延長を求める電子メールが送られます。 再延長しない場合、無料アカウントはその後 90 日間で消滅します。
そして今回送付された再アクティブ化についてのメール抜粋:
To keep your systems running, we ask you to reactivate every 45 days. It has been 42 days since your last reactivation.
(日本語訳: システムの稼働を維持するため、45日ごとに再アクティブ化をお願いしています。前回の再アクティブ化から42日経過しています。)
If a user chooses not to reactivate, we pause their systems for another 60 days, before decommissioning.
(日本語訳: ユーザーが再アクティブ化しない場合、さらに60日間システムを一時停止し、その後破棄されます。)
まとめると:
- 30日か45日か90日で再アクティブ化が必要
- 再アクティブ化しない場合は60日か90日後に使えなくなる
いったい何日が正しいかのかよくわからないのですが、とくにかく継続使用したい場合は、メールが送付されたら「再アクティブ化」の処理をしましょう。
1. 再アクティブ化の依頼メール
以下のようなメールがBrett from Db2 on Cloud <no-reply@us.ibm.com>
から送付されてきました。今後フォーマットは変わるかもしれません。2022年11月23日現在の情報です。
このメールが来た時点で最後の再アクティブ化から42日経っているとのこと。あと3日以内に再アクティブ化しないと60日で使えなくなるようです(結構急な話で・・・)。
2. メールの中の「reactive」のリンクをクリック
IBM Db2 on Cloudのサインイン画面になります。
私はいつもIBMidでサインインしてるので、IBMidでサインインをクリックして、そこからサインインしました。
4. 「無料枠の再活動化」をクリック
サインインすると以下のような画面になるので、「無料枠の再活動化」 をクリックすればOKです。
「無料枠の再活動化」をクリックすると、以下のような画面になるので少々待ちます。
作業はこれだけです!
5. まとめ
普段コンソールにアクセスしていれば、「無料枠の再活動化」の画面で気がつきますが、そうそうタイミングよくアクセスしませんよね。ずっとDBを無料でキープしたいけどアクセスしてない場合は、メールを気をつけてチェックするようにしましょう。
以上です。