2018年9月初旬に、HTML5プロフェッショナル認定資格Level1を受験し合格しました!
本記事では、試験の概要と合格までの受験勉強法を記しました。
動機
普段業務でWebアプリケーション開発をしています。その中でフロントサイドの開発、UIの構築を少しずつ担当することになり、毎度調べながらなんとか実施してきました。そこで改めて正しい知識を身に付けるのと、今まで実施してきた知識、経験がどれだけ定着しているか確かめる目的で受験したいと思いました。
試験の概要
公式:HTML5 Professional Certification Level.1について(Ver2.0)
認定者は、下記のスキルと知識を持つ Webプロフェッショナルであることを証明できます。
- HTML5を使ってWebコンテンツを制作することができる。
- ユーザー体験を考慮したWebコンテンツを設計・制作することができる。
- スマートフォンや組み込み機器など、様々なデバイスに対応したコンテンツ制作ができる。
- HTML5で何ができるのか、どういった技術を使うべきかの広範囲の基礎知識を有する。
所要時間:90分
試験問題数:約60問
受験料:¥15,000 (税別)
試験実施方式:コンピュータベーストテスト(CBT)
認定の有意性の期限:5年間
Ver2.0
2017年3月1日に、新出題範囲「Ver2.0」がリリースされました。下記内容が「Ver1.0」との変更点になります。
- サーバ関連技術に関する出題が減少。クライアント系のみの仕事をしている方に配慮した内容に変更。
- HTML5で何ができるのか? Web アプリの知識を問う問題が増加。認定対象者として、Web ディレクターをより意識した内容に変更。
個人的にはスマートフォンなどのマルチメディアへ対応した問題が、大きな違いとして感じられました。
私の勉強法
ここからは私が実践した勉強法を共有します。だいたい受験の1ヶ月前から勉強をはじめました。
公式サンプル問題
https://html5exam.jp/measures/sample.html#lv1
まず公式が発表するサンプル問題を解きました。解いた感想として「結構細かくて知らないことが多い!」と感じました。この時点でこれは知識を頭に叩き込まないとダメだと思い、体系的に学べる学習本をベースに学習を進めていきます。
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集 Ver2.0対応版
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07485SSV3/neos21-22/
こちらの本を購入して、HTML,CSSの書式について勉強してきました。ただ、読むだけではなかなか知識が定着しないなと感じ...
HTML教科書 HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 スピードマスター問題集 Ver2.0対応
https://www.amazon.co.jp/HTML教科書-HTML5プロフェッショナル認定試験-レベル1-スピードマスター問題集-Ver2-0対応-ebook/dp/B079PMR94Q/
先ほどの紹介した本をある程度読み進めて、問題集となっているこちらの本を読んで問題を解き進めていきました。わからないことや知らないことがあれば、先ほど紹介した本で調べたり、ググったりして問題を解きながら覚えていく、というペースで勉強を進めました。
2周くらいして、あとはミスした問題に印をつけておいてあとで見返すことを最後にしました。
本番
試験時間が90分ですが丸々時間を使うことなく、かなり余裕を持って問題を解くことができました。全然わからない、知らない単語がある、といったような問題も特にはありませんでしたが、やはり「3つ選べ」「複数選べ」といったように正確に覚えていないと悩んでしまうことが多々ありました。問題を解き終えるとすぐに合否がわかります。無事合格!
感想とこれから
レベル1を受験してみて、自分が知らないことが結構あるんだなと感じました。特に普段使わないようなHTML,CSSの書式がたくさんありました。
今回はレベル1を受験しましたが、すぐにレベル2を受験しようと考えてます。レベル2はレベル1よりも高いレベルのマークアップとJavaScriptが出題範囲となってます。JavaScriptも普段扱っているので、復習のつもりでまた勉強を始めたいと思っています。