はじめに

運用監視サービスを選ぶにあたって

先にまとめ

あらゆる仕事に共通する話ではありますが、運用監視においても「目的や方針」を定めることは重要
方向性がぶれると、不必要なメトリクスやアラートを作りすぎて、必要な情報がすぐに探せなかったり、次第に見なくなったりするかも知れない
そのため、さまざまなデータの切り口や、どのサービスを使えば自分たちにとってベストプラクティスか？メトリクスの種類やグラフの種類、アラートの定義などをルール化して整理するのは大事

不要なアラートを抑えつつ、迅速な調査を可能にするために
優れたデータを収集するのがとても大切

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事業の方向性を決めるのに役立つメトリクスだが
自分たちにとって何がビジネスメトリクスなんだろうか

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このタイプのメトリクスは、アプリの機構が実際にどの程度良好に機能しているかに関する情報を提供する

監視のためのより良いデータについて

何でもかんでもアラートにして通知してしまうと、本当に大切な情報を見失ってしまうことになる
そのため、アラートの緊急度を定義して

記録するアラート（重大度が低い場合）

通知するアラート（重大度が中程度の場合）

緊急メッセージを送信するアラート（重大度が高い場合）

問題が発生している可能性があることがアラートで通知されたら、体系的な調査を迅速に実施できるよう
関連するグラフをダッシュボードに集約して、相関性を分析できるようにする

例えば、SQSの遅延アラートが発生した場合

など、関連するサービスで必要な情報をあらかじめ設定しておくことで素早い調査が行える

監視する必要があるものを認識できると
ビジネスメトリクスやシステムメトリクスのデータが可視化できるツールが必要となってくる

何を選ぶべきなんだろうか？

GoogleAnalyticsを利用したビジネスメトリクスの監視しやすい

Firebaseを利用したシステムメトリクスの監視

そういう意味だとGrafanaはさまざまなリソースと連携できるので情報が集約できるGrafanaの選ぶのは割と理にかなってはいそう（ビジネスメトリクスやシステムメトリクスなど様々なサービス連携が可能）
AWSを利用しているならAmazon Managed Service for Grafanaも利用できる