Source Han Code JPとは、Adobe Fontsで無償公開されている
コーディングに最適化された日本語フォントです。
Mac OSXからはhomebrew-caskからインストールできますし、
Windowsなら以下のページからダウンロードして利用できます。
https://github.com/adobe-fonts/source-han-code-jp
数日間使ってみて、自分なりに良かった点と悪かった点が
いくつか見つかったので書いていきます。
良い点
- フォントのウェイト(太さ)設定の幅が広い
- 全角文字がポップすぎない
- 漢字にアンチエイリアスが掛かっても消えたり潰れたりしにくい
- 「アルファベットの中に少しだけ日本語」の状態の見た目の調和が取れている
悪い点
- 全角文字が中心のドキュメントでは文字が小さく見える
- 半角文字が全角文字よりも全体的に太く見える
- 半角文字と全角文字が1行の中にあると文末が不揃いに見える
- エディタのruler機能があてにならない
これらの原因
このフォントは一般の等幅フォントと違って
半角文字と全角文字の幅の比率が2:3になっています。
そのため、半角文字が中心のコードでは
字間がゆったりと取れ、見やすくなっているわけです。
しかしその弊害で、これまでの等幅フォントに慣れていればいるほど、
全角文字と比較して半角文字の幅が広く、
半角文字と比較して全角文字が小さく見えてしまう、
ということが起きてるのではないかと思います。
この辺は慣れでカバーできる部分かなと。