私はSlackのカスタム絵文字機能が好きで、Slackの遊び心のあるプロダクトビジョンが現れている機能だと思います。特に自分たちの会社ならではの名言やチームロゴなどを追加すると、様々なニュアンスを込めたリアクションを簡単に送って、ちょっと楽しいコミュニケーションを取ることができます。
ただ、実際にGoogle検索でSlackの絵文字作成サイトには様々なものがあり、「どれが最適なんだろう」「どんな風に使い分ければいいんだろう」と悩むことになると思います。例えば日本語の絵文字だけでも、絵文字ジェネレーターやMEGAMOJIなど多数あります。
この記事では、Slackのカスタム絵文字を簡単に作成・追加できるサイトをご紹介して、どんな場面でそれを使えばいいか、私なりの方法をご紹介します。
※gifアニメが動かない場合は、画像をクリックしてください
日本語絵文字
日本語圏のSlackユーザーに独特な文化として、文章や熟語を絵文字にするというものがあります。カスタム絵文字に文字を使うのはちょっと変な気もしますが、簡単な挨拶や定型文、ツッコミなどを簡易的に返すときに非常に便利です。
絵文字ジェネレーター
検索すると真っ先にヒットする有名サイトです。色合いが明るく、ダークモードでも見やすいのが嬉しいです。このサイトで作った絵文字の例として、:kawaii:
と:maboroshi:
を挙げてみます。
MEGAMOJI
力強いフォントや、グラデーションやアニメーションを駆使した絵文字が作れます。例えば @pal4de さんの作成した :jimon-jitou:
がいい例だと思います。その他にもいくつか挙げてみます。
また、これらの機能を使わなくても、3行以上でもきれいに作れる、🙏などの絵文字が含まれていても生成できるという特徴があります。
この他にどんな絵文字が作れるかは、更新履歴の記事や「治安の悪い Slack Emoji を作るツールを作った」を読むといいでしょう。
Slack Emoji Generator
1つ目とよく似たサイト名ですが、別のサイトです。フォントの種類や色合いが好きなので、私はこのサイトをよく使っています。変わった絵文字が作れるわけではありませんが、ちょっとおしゃれな感じがある気がします。
また、このサイトでも🙏などの絵文字が使えます。また、基本的に左寄せなので、中央寄せにしたいときは半角・全角スペースを使うなどの工夫が必要です。
Animated emoji generator
簡単にgifアニメの絵文字を作れるサイトです。次のように、文字のニュアンスを加味した絵文字が簡単に作れます。
より興味を持った方は、「Vue3 で「動く」Slack絵文字ジェネレーターを作って公開した話」を読むといいでしょう。
デコモジ
こちらは自作できるサイトではありませんが、多数の日本語絵文字を一気に追加できるサイトです。2万個はちょっと多すぎて、中には際どいネタもあるので職場の雰囲気によっては要注意なものもありますが、ゆるいコミュニケーションを取りたいときにこの中から探してます。
私のお気に入りはこれなのですが、実際に使う機会がありませんw
仲間内のSlackならこれをドバっと追加するのもいいでしょう。
筆書き素材サイト カリ蔵
Slackとは関係なく、筆文字のフリー素材サイトです。ただSlackでは「力強い一文字のリアクション」が欲しい場面があり、既存のフォントに満足できないときに重宝します。利用規約を読んだ上で使いましょう。
ただ、黒のままだとダークモードの人が見えなくなるので、例えば私は「魂」の色を赤に改変して使っています。
BOOTH
オンラインマーケットプレイスのBOOTHで、カスタム絵文字を配布している方もいます。Discordのゲームコミュニティ向けのものが多いですが、チェックしておいて損はないでしょう。
その他
MEGAMOJI
既に紹介したサイトですが、既にあるロゴや画像を加工することもできます。
Party-ify
party parrotのように、既存のロゴなどをピカピカさせたりbounce(上下に弾むような動き)にさせてパーティー感を出すのに役立ちます。例えば、party-keel
という、弊社のKubernetes基盤であるKEEL(「LIFULLの全社アプリケーション実行基盤 KEEL について」)がいい機能を実装したときに喜ぶ絵文字を作りました。
Party Parrot as a Service
簡単に独自のparty parrotを作れるサービスです。
petpet generator
簡単にナデナデしている絵文字が作れるサービスです。弊社の全社アプリケーション基盤KEELをねぎらいましょう。
このmemeについては「【Meme】頭を撫でまくるPet the Xの元ネタ解説!【Petpet】」に説明があります。
まとめ
Slackの公式ドキュメントには「目指すのはどんな企業文化?価値観別に考える職場改善」というものがあります。この中にある通り、カスタム絵文字によって日頃のやり取りに遊び心を加えるのに役立つはずで、ぜひこれらのサイトを役立ててください!
オフィスをアレンジするのは難しいという場合でも、毎日のちょっとしたコミュニケーションで遊び心を出すことはできます。社内 Bot を使っているなら、その Bot の口調をおもしろくしてみたり、自分たちだけのカスタム絵文字を使って日頃のやり取りに遊び心を加えたりするのもおすすめです。
(このドキュメントの他の項目も役に立ちそうですね)
また、カスタム絵文字について、他にもこれらの記事のノウハウが役に立つかもしれません。