はじめに
今回の記事では、これからPHP学習を始める方向けに基本的なPHP操作を解説していきたいと思います。
PHPはサーバーサイドを開発するためのプログラミング言語なので、難しそうなイメージがあるかとは思いますが
そこまで身構える必要はありません。使い続ければ必ず身についてきますのでご安心ください。
過去の記事で、環境構築の解説をしているので、MAMP、XAMPPのインストール方法に悩んだ際はご活用ください。
※今回の記事では、パッケージソフトは「MAMP」、テキストエディタは「VSCODE」を使って解説していきます。
1. testファイルを作ろう
MAMPのインストールができたら「MAMP」フォルダ内の「htdocs」の中に「test_php」という新規フォルダを作成しましょう。
フォルダを作成できたら、VSCODEを開き「test_php」フォルダを読み込ませます。
拡張子を「.php」で「index.php」などの名前でファイルを作成します。これでテストファイルの用意ができました。
2. ブラウザの準備
先ほど作成した「index.php」ファイルをブラウザに読ませておきます。以下のURLを開いておきましょう。
http://localhost/php_test/index.php
3. ブラウザに文字を表示させてみよう
PHPを記述する際は、<?php ~ ?>
と書き、その中に命令を書くというのがPHPの書き方です。
文字列を表示するには「echo」を使います。
下記のように記述すると先ほど開いたブラウザに文字列が表示されているはずなので、確認してみましょう。
<?php
echo 'ninja code'; // ninja code
?>
4. 数値の計算結果を表示させてみよう
PHPでは、数値の計算をすることも可能です。下記のように記述することでブラウザに計算結果を表示させることができます。
再度ブラウザを開いて確認してみましょう。
ここで注意点があります。数値を表示させる場合は、シングルクォーテーション('')もしくはダブルクォーテーション("")は不要です。
万が一囲ってしまった場合は、パソコンが文字列だと認識し式をそのまま表示します。
<?php
echo 10 + 17; // 27
echo '10 + 17'; // 10 + 17
?>
5. 変数を使ってみよう
次にPHPで頻繁に使う変数についてです。
変数は、データの入れ物のような役割を持ちます。
PHPでは「$変数名 = 値;」というような書き方で変数に値を代入することができます。
以下のように変数を代入してみましょう。
<?php
$ninja = 'ninja code';
echo $ninja; // ninja code
?>
変数展開を使える
変数展開とは、文字列の中に変数を埋め込むことができるPHPの機能のことです。
実際の書き方を見ていただくとわかるように{}波括弧で囲うことで変数を埋め込むことができます。
また、結合演算子と呼ばれるドット(.)を使って文字列同士、数値、変数などさまざまな値を文字列として結合することもできます。
<?php
$name = "忍者";
echo "私の名前は{$name}です"; // 私の名前は忍者です
echo "<br>"; // 改行
echo "私の名前は".$name."です"; // 私の名前は忍者です
?>
6. HTML内にPHPを埋め込む
PHPはよくHTML内にプログラムを埋め込んで利用されています。埋め込んで利用することでWebページにアクセスした人や状況に応じて表示するテキストなどを変えることができます。
さいごに
今回の記事は以上となります。
PHPの基本学習が落ち着いたら、どんどん手を動かして機能を実装していくフェーズに入りましょう!
無料で50問ほどの問題に挑むことができるサイトになるので、是非活用しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。