はじめに
今回の記事では、学習を始めたばかりの方向けに基本用語を解説していきたいと思います。
JavaScriptでは紛らわしい用語も多々あるので、1つ1つ具体的に説明できればと思います!
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オブジェクト
オブジェクトとは、プロパティの集合体のこと。
「人間」を例に挙げると、その「人間そのもの」のこと。
プロパティ
プロパティとは、「キー:バリュー」の組み合わせのこと。
オブジェクトの要素(中身)を決める役割をします。
先ほど例に挙げた「人間」にはそれぞれ様々な情報がありますよね。
年齢、性別、出身、好きな食べ物など挙げだすとキリがありませんね。
この例に挙げた「年齢、性別、出身、好きな食べ物」が「キー」にあたります。
「バリュー」はその個別な情報「20歳、男、大阪、カレーライス」のことを指します。
オブジェクトにはたくさんのプロパティが存在するということですね。
関数
関数とは、複数の処理をひとまとめにしたものです。
関数は、よく自動販売機に例えられます。
自動販売機ってお金を入れてボタンを押せば飲み物が出てきますよね。
この単純なような動作の中で沢山の処理が行われています。
「金額によって押せるボタンが変わる」、「金額によってお釣りが変わる」、「ボタンを押したらその飲み物が出てくる」など
何通りものパターンに合わせて処理が行われています。
このすべての処理をまとめたものが関数という事になります。
JavaScriptで関数を作る場合、パソコンに「これは関数ですよ!」と認識させるためにfunction()を使います。
メソッド
個人的にはかなりややこしい部分。関数と何が違うのか?
メソッドとは、プロパティに紐づけられた処理のことを指します。メソッド=(プロパティ名:関数)
要するに関数はオブジェクトのプロパティに入れられると、メソッドになるということです。
あらかじめ用意されたオブジェクト
windowオブジェクト
windowオブジェクトとは、ブラウザの情報を持っているオブジェクトです。
ブラウザの最上位であるオブジェクトがwindowオブジェクトです。
JavaScriptで予め定義されているメソッドやオブジェクトは全てwindowオブジェクトのプロパティであると言えます。
windouwオブジェクトの中にconsoleオブジェクトや、documentオブジェクトがあります。
documentオブジェクト
documentオブジェクトとは、ブラウザ上で表示された情報を操作する事のできるオブジェクトです。
このdocumentオブジェクトは様々なプロパティやメソッドを持っています。したがって、documentオブジェクトはこれからHTMLに対して何か処理をする際は頻繁に使用するオブジェクトとなります。
基本的にブラウザ上に文字などを表示させたい場合は、「docment.プロパティ」という形で記述します。
組み込みオブジェクトとは
組み込みオブジェクトとは、あらかじめJavaScriptで用意されているオブジェクトのことです。
組み込みオブジェクトは、組み込み関数ともいわれています。
例をあげると、dateオブジェクト、arrayオブジェクト、stringオブジェクト、Mathオブジェクトなどがあります。