LoginSignup
9
4

More than 1 year has passed since last update.

リーンな開発を目指すエンジニアリングマネージャが読んだ本

Last updated at Posted at 2021-12-01

この記事は、みらい翻訳 Advent Calendar 2021 1日目の記事です。

株式会社みらい翻訳 プラットフォーム部で、エンジニアリングマネージャーをやっています。 @nile_mt です。

昨年に引き続き、みらい翻訳でもAdvent Calendarやることになりました。初日は緊張しますね。

この記事について

私自身は、機械学習系のエンジニアではなく、Web系で、今はエンジニアリングマネージャーで、つまりマネジメント系の人です。

今年1年は、どうしたらリーンに開発ができるのか、どうしたらフルサイクルエンジニアリングを目指せるのかをテーマに活動してきました。

そんな中、常に考え議論していたのは「プロダクトマネジメントとは?」、「リーンとはどういうことか?」「Agileとは、スクラムとは?」といった、根本をあらためて問うようなことだったように思います。

(その時に、なにを考えたとか、実際どうしたかは、長くなりそうなので、改めてどこかで)

今回は、そういった中で参考にさせていただいた(あるいは、参考にしようと思って買ったけど未読なモノも含む)書籍類を、個人的なメモも兼ねて上げておこうと思います。

こんな本を読みました&読みかけです。

プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける

Melissa Perri (著), 吉羽 龍太郎 (翻訳)

  • アウトプットよりもアウトカム
  • 「何を作るか」ではなく「どんな価値を届けるか」
  • 当たり前っちゃ当たり前なんですが、改めてこういう頭の使い方を徹底しないといけないなと

プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで

及川 卓也 (著), 曽根原 春樹 (著), 小城 久美子 (著)

  • 分厚い本ですが読みやすいです。
  • プロダクトマネージャーが考えなきゃいけないこと、こんなにあるのかという総覧
  • まだ全部読み切れてないです。

ユニコーン企業のひみつ ―Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方

Jonathan Rasmusson (著), 島田 浩二 (翻訳), 角谷 信太郎 (翻訳)

  • これもプロジェクトよりプロダクトというお話
  • ちゃんとスクラムやればいいよと言われてる気がしました
  • 「ちゃんと」が難しい

LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する impress top gearシリーズ

Nicole Forsgren Ph.D. (著), Jez Humble (著), Gene Kim (著), 武舎広幸 (著), 武舎るみ (著)

  • impress top gearシリーズは面白い本がそろっているのですが、これはDevOps Status Reportについての舞台裏や考察について
  • DevOps実践した結果を定量的に表したものです
  • なにか新しい知見というよりは、ちゃんとやると効果でるよというお話

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法

Mike Cohn (著), マイク コーン (著), 安井 力 (翻訳), 角谷 信太郎 (翻訳)

  • 見積もり難しいですよね。と思って買いました。
  • まだ読み切れてないですが、かなり実践的です。
  • Agileに開発したいなら、見積りも計画の考え方もそれに適したものがあるのだ。

CTO・エンジニアリングマネージャー養成読本 (技術の泉シリーズ(NextPublishing)

野又 裕道 (著)

  • CTOやエンジニアリングマネージャーを目指してる人向けかな
  • CTOやエンジニアリングマネージャーって実際どんな仕事する人なの?ということをざっくり説明してくれます
  • 面白かったです

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

Jonathan Rasmusson (著), 西村 直人 (監訳), 角谷 信太郎 (監訳), 近藤 修平 (翻訳), 角掛 拓未 (翻訳)

  • 定番。古典。あらためて復習。
  • 手元になかったので書い直しました。
  • アジャイルやりたい人は、まずはコレをよみましょう。
  • 結局、これに全部書いてあるという気もする

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発

西村 直人 (著), 永瀬 美穂 (著), 吉羽 龍太郎 (著)

  • 手元にあるのは旧版
  • 昨年、増補改訂版が出たのでこちらを
  • 「スクラム」について、あらためて復習

SCRUMMASTER THE BOOK 優れたスクラムマスターになるための極意――メタスキル、学習、心理、リーダーシップ

Zuzana Sochova (著), 大友 聡之 (翻訳), 川口 恭伸 (翻訳), 細澤 あゆみ (翻訳), 松元 健 (翻訳), 山田 悦朗 (翻訳), 梶原 成親 (翻訳), 秋元 利春 (翻訳), 稲野 和秀 (翻訳), 中村 知成 (翻訳)

  • あらためて「スクラムマスター」の役割を復習

アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット

森 一樹 (著)

  • 前の二冊とセットでどうぞ
  • ふりかえり(レトロスペクティブ)が機能しないと、スクラムは機能しない

おまけ

水平思考クイズゲーム ウミガメのスープ

古川洋平 (著)

  • カードゲームです。
  • 情報を整理し、推論する力。それを端的な質問にまとめる力が問われます
  • リモートでもできるので、お勧め。
  • MT開発チームでも好評でした。
  • たまにこういうゲームでワイワイやるの、メンバー間のコミュニケーションハードルさげるのにいいと思います
9
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
4