はじめに
Claude Codeを試してみたいけど、こんな不安がある人は多い。
「AIがPCの中を自由に動き回るのは、ちょっと怖い」
「大事なファイルを消されたり、変なものを送信されたりしないか」
「仕事のファイルが入っているPCに入れるのは抵抗がある」
この記事はその不安に正面から答えて、「ブラウザだけで完結させる方法」を紹介する。
まず、Claude Codeは実際に何を触るのか
不安の正体を整理しておこう。
Claude Codeはターミナルで起動するCLIツールで、起動したディレクトリを作業場所として使う。
cd ~/my-project
claude # このディレクトリが作業範囲になる
できること:
- 作業ディレクトリ以下のファイルを読む・編集する
- 作業ディレクトリ外のファイルにもアクセスできる(絶対パス指定や
cdで移動すれば) - ターミナルでコマンドを実行する(多くは確認なしで実行される)
- インターネット経由でAPIを呼ぶ(MCP経由)
制限されていること:
- ファイル削除・上書きなど破壊的な操作は確認ダイアログが出ることが多い
- ただしパーミッション設定によって変わる
つまり正直に言うと、Claude Codeはローカル環境に対してかなり広いアクセス権を持つ。「怖い」という感覚は間違っていない。だからこそ、「最初からPC外で動かす」という選択肢が有効になる。
解決策:GitHub Codespaces で動かす
GitHubが提供するクラウド開発環境。ブラウザでVSCodeが開き、PC上には何も置かれない。
GitHubアカウントがあれば3クリックで起動できる。 Claude Codeのインストール以外に追加の設定は不要。
セットアップ
1. リポジトリを用意する
GitHubに新しいリポジトリを作る。既存のものでもいい。
2. Codespacesを起動する
リポジトリの < > Code ボタン → 「Codespaces」タブ → 「Create codespace on main」
ブラウザ上でVSCodeが立ち上がる。ここはGitHubのサーバー上で動いており、手元のPCとは完全に分離されている。
3. Claude Codeをインストールする
2つの方法がある。
方法A:VSCode拡張機能から入れる(簡単)
Extensions パネルで「Claude Code」を検索してインストール。サイドバーにアイコンが追加され、そこから使い始められる。
方法B:ターミナルから入れる
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
claude
どちらも初回はAnthropicアカウントでの認証が必要。以上で使い始められる。
ローカルとの違い
APIキーの扱い
Codespacesで ANTHROPIC_API_KEY を設定する場合、GitHubの「Secrets」機能を使うと安全。
GitHub → Settings → Codespaces → New secret に ANTHROPIC_API_KEY を登録しておけば、起動時に自動で環境変数として読み込まれる。
ポイント:
- ファイルはすべてGitHub上に存在する(PCのディスクには何もない)
- Codespacesを閉じれば環境ごと消える(必要なコードはcommitして残す)
- 無料枠は月60コア時間(個人利用なら十分)
まとめ
「PCを触らせたくない」という不安は、GitHub Codespacesで動かすことで解消できる。
- ブラウザだけで完結。手元のPCには何もインストールしない
- PCのファイルとは完全分離されたサーバー上で動く
- GitHubアカウントがあれば今すぐ始められる
まずリポジトリを1つ作って、Codespacesを起動してみてほしい。
元記事:Claude Codeをブラウザで動かす(Zenn)
作者のその他の実験 → https://niikun.net