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【Godot】開発環境構築 with Zed Editor

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Last updated at Posted at 2026-05-15

はじめに

 これはGDScript帝国からGDExtension王国へ逃亡した私が、様々な経験を経て再び手を取り合う、そんな物語──

本稿は、コードエディタであるZed Editorを利用したGodot Engineの開発環境構築の備忘録です。間違っても、上記のような物語はあったものではありません。

各プラットフォームごとの詳細な操作方法や導入方法については記載していません。基本的な知識や操作技術を前提としています。

実行環境

  • OS: Arch Linux
  • Editor: Zed Editor v1.2.5
  • Engine: Godot Engine v4.6

手順

0. 各ツールのインストール

Godot Engineのダウンロードはこちらから。

Zed Editorのダウンロードはこちらから。

本稿で使用する拡張機能のインストールはこちらから。

Zed EditorとGodot Engineの接続には、Netcat(nc)が必要です。下記のリンクまたは各自のパッケージマネージャよりインストールしてください。

GDScript用のフォーマッタ兼リンターのダウンロードはこちら。

1. 外部エディタの設定

Godot Engineより外部エディタの設定を行います。設定ファイルを直接編集する方法は(記述するのが面倒なので)ないです。

設定手順を以下に記します。

  1. Godot Engineを起動し、ウィンドウ右上にある設定を選択します

    godot_editor_home.png

  2. 立ち上がったウィンドウ上のEdit All Settingsを選択します

    godot_editor_settings.png

  3. エディタ設定から、テキストエディター>外部エディターを使用にチェックを付けます

    godot_editor_settings_external_editor.png

  4. ウィンドウ右上の高度な設定のトグルをオンにすることで、追加のインスペクタが表示されます。次のインスペクタを変更します

    • 実行パス: 外部エディタのパスを入力します。コマンドライン上でwhich zeditor等のコマンドを使用し、パスを確認してください
    • 実行フラグ: {project} {file}:{line}:{col}を入力します

    godot_editor_settings_external_editor2.png

外部エディタに関する設定は以上です。

2. GDScript LSP接続の最適化

  1. 外部エディタの設定の手順1と手順2を基に、エディタ設定を開きます

  2. エディタ設定から、テキストエディター>自動補完を選択します。次のインスペクタを変更します

    • アイドル時の解析の遅延: 最小値(0.1)
    • Idele Parse Delay with Errors Found: 最小値(0.1)
    • コード補完の遅延: 最小値(0.01)

    godot_editor_settings_optimization_lsp.png

  3. エディタ設定から、ネットワーク>言語サーバー>スレッドを使用にチェックを付けます

    godot_editor_settings_optimization_lsp2.png

Godot Engine側の設定は以上です。

3. フォーマッタの設定

プロジェクト上の.zed/settings.jsonまたはグローバルのsettings.json(ショートカット:Ctrl + Alt + ,)に次の設定を追加します。

settings.json
{
  "languages": {
    "GDScript": {
      "formatter": {
        "external": {
          "command": "gdscript-formatter",
          "arguments": []
        }
      }
    }
  }
}

4. デバッガの設定

プロジェクト上の.zed/debug.jsonに次の設定を追加します。

debug.json
[
  {
    "adapter": "godot",
    "label": "Godot (Launch)",
    "request": "launch"
  },
  {
    "adapter": "godot",
    "label": "Godot (Attach)",
    "request": "attach"
  }
]

5. (オプション)タスクの設定

次のようなタスクを.zed/tasks.jsonに設定すると便利になると思います。

tasks.json
[
  {
    "label": "Open Godot Editor",
    "command": "/path/to/godot",
    "args": ["--editor"],
    "use_new_terminal": false,
    "allow_concurrent_runs": false,
  },
  {
    "label": "Start Godot LSP Server",
    "command": "/path/to/godot",
    "args": ["--headless", "--editor"],
    "use_new_terminal": true,
    "allow_concurrent_runs": false,
  },
]

つまづくポイント

GDscript formatterが利用できない

フォーマッタが利用できない場合、次の可能性があります。

  • gdscript-formatterをインストールしていない、またはパスが通っていない
  • gdscript-formatterのコマンド名が違っている

解決策

  • ここより該当ツールをインストールする
  • 適切なパスを設定する
  • 実行ファイルの名前を変更するか、またはsettings.jsonを修正する

GDScript言語サーバーのエラー

zed-gdscript言語サーバーでエラーが発生した場合、次の2つの可能性があります。

  • Netcatをインストールしていない、またはパスが通っていない
  • Godot Engineを起動していない
  • LSPのホストアドレスまたはポート番号が違っている

解決策

  • ここより該当ツールをインストールする

  • 適切なパスを設定する

  • Godot Engineを起動するか、Godot Engineの起動オプションに--headless --editorを入力して実行することでGUIなしでのLSPを利用する

  • settings.jsonに次のような設定を追加することで解決できる

    settings.json
    {
      "lsp": {
        "gdscript": {
          "binary": {
            "arguments": ["xxx.xxx.xxx.xxx", "xxxx"]
          }
        }
      }
    }
    

これらを解決し、zed-gdscript言語サーバを再起動することにより解決する可能性があります。

GDScript言語サーバーを起動/再起動できない

前述の観点から地続きで記述します。

Zed Editor上のlanguage servers(ショートカット:Ctrl + Alt + L)にzed-gdscript言語サーバが表示されず「No Items」と表示されるまたは、アイコンが表示されないことがあります。この場合、次の方法で解決できます。

解決策

  1. Restricted Modeでないことを確認する
  2. コードを記述するペインをフォーカスする
  3. F1またはCtrl + Shift + Pを使用してコマンドパレットを立ち上げる
  4. editor: restart language serverを入力し、実行する

特に、手順1を行わないと該当コマンドが候補として表示されません。

まとめ

 こうして私は、長く険しい道のりと共にGDScript帝国への第一歩を踏みしめるのであった──
続(かない)

今回は、Zed Editorを利用したGodot開発環境構築についてまとめてみました!いかがでしたか?(いかがでしたかブログ風)

本稿がだれかの役に立てば幸いです。

それでは、ごきげんよう!

参考

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