■ 参考
■ Python3.8のインストール
普通にyumインストールすると3.6がインストールされてしまうため、 amazon-linux-extras
を利用してインストールします。
amazon-linux-extras
はAmazon Linux用のリポジトリで、より新しいバージョンのライブラリを利用することができます。
# amazon-linux-extrasパッケージがインストールされていない場合はyumでインストール
sudo yum install -y amazon-linux-extras
# python3.8をインストール
sudo amazon-linux-extras install -y python3.8
■ venv: プロジェクトを作成
venvは標準モジュールなので、インストールは必要ありません。
# 環境作成
python3.8 -m venv sample_project
cd sample_project
■ venv: 仮想環境の有効化
venvモジュールは、環境変数PATHを書き換えるシンプルな仕組みで実装されています。
仮想環境を有効化すると、PATHにプロジェクト内のpythonのパスが追加されます。
# 有効化
source bin/activate
# プロジェクト内のpythonが参照されているのを確認できます
type python
type pip
■ venv: パッケージ管理
パッケージ管理は下記のようなサイクルで行います。
- pipでパッケージをインストール
- requirements.txtに書き込み
- requirements.txtからパッケージをインストール
# パッケージのインストール
pip install boto3
# インストールされたパッケージを requirements.txtに書き込み
# pip freezeはインストールされたパッケージ一覧をpip installが解釈可能なフォーマットで出力します。
pip freeze > requirements.txt
# requirements.txt からパッケージをインストール
pip install -r requirements.txt
■ venv: 実行
普通にスクリプトを書いて実行するだけです。
echo "print('Hello, World')" > sample.py
python sample.py
■ venv: 仮想環境の無効化
# 無効化
deactivate