はじめに
こんにちは、都内で開発を行っているものです!
こんなのあれば良いな〜と思い調べてみたのをまとめてみました
最近のAIは「チャットツール」ではなく、
外部ツールと連携して実際に作業を実行できる存在になっています。
この記事では、Claude + MCP を使って:
- Slackの議論を取得
- 要件定義に変換
- Notionに自動保存
- 実装タスク分解
- GitHub用Markdown / OpenAPI生成
まで行うフローを解説します。
ClaudeでNotionに要件定義を書くフロー
アーキテクチャ
Claude
↓ MCP
Notion API
ClaudeがMCP(Model Context Protocol)経由でNotion APIを操作します。
STEP 1:MCPでNotion接続
① Notion Integration作成
- https://www.notion.so/my-integrations にアクセス
- 「New Integration」を作成
- Internal Integration Tokenを発行
② 対象DBに共有
- 要件定義用Databaseを作成
- 「Share」→ 作成したIntegrationを追加
③ MCPにNotion登録
MCP設定にNotionを追加し、Tokenを設定します。
STEP 2:Notionに要件定義テンプレを作る
例:
■ 背景
■ 目的
■ スコープ
■ 非スコープ
■ 機能一覧
■ API設計
■ DB設計
■ 非機能要件
■ セキュリティ
■ タスク分解
このテンプレにClaudeが沿って書き込みます。
STEP 3:Claudeに構造化指示を出す
※ここで書いている「コード」は Claude に渡すプロンプト(指示文)です。
例:Slack議論を要件定義化するプロンプト
以下のSlack議論を元に、
Notionの要件定義テンプレに沿ってまとめてください。
・不足観点は補完してください
・曖昧な点は質問形式で列挙してください
・Rails + CDK前提で考慮してください
Claudeは:
- 議論抽出
- 抜け漏れ補完
- 曖昧部分指摘
- 設計観点追加
を行います。
STEP 4:Notionへ直接書き込み
Claude(MCP経由)が実行できること:
- 新規ページ作成
- セクション分割
- 箇条書き整形
- チェックリスト生成
例プロンプト
この内容でNotionの「要件定義DB」に新規ページを作成してください。
タイトルは「SurveySchedule リマインド拡張」。
各セクションをテンプレに沿って作成してください。
STEP 5:実装フェーズ分解
次に実装タスクへ落とします。
プロンプト例
これをRails + CDK構成で実装する場合、
タスクをGitHub Issue単位に分解してください。
・Migration
・Model
・Service
・Parameter/Finder/Serializer
・RSpec
・OpenAPI
・CDK修正
生成例
- DB migration作成
- Model作成
- Parameterクラス
- Finderクラス
- Serializer
- RSpec追加
- OpenAPI更新
- CDK Secret追加
Slack → Claude → Notionまとめフロー
アーキテクチャ
Slack API
↓
MCP
↓
Claude
↓
Notion
STEP 1:Slack接続
① Slack App作成
② Bot Token発行
必要スコープ:
- channels:history
- groups:history
- chat:write
③ MCPにSlack登録
Tokenを設定します。
STEP 2:Slackスレッド取得
プロンプト例
#dev-api チャンネルの
「SurveySchedule リマインド」スレッドを取得して
議論内容を整理してください。
・意思決定ポイント
・未決事項
・TODO
を抽出してください。
Claudeが:
- 議論抽出
- 重複排除
- 意思決定ポイント抽出
- TODO抽出
を行います。
STEP 3:要件定義へ変換
この議論を正式な要件定義書にしてください。
不足観点は補完してください。
不明点は質問形式で列挙してください。
STEP 4:Notionへ書き込み
この要件定義をNotionの「開発要件DB」に保存してください。
セクションを分けて作成してください。
STEP 5:GitHub用ファイル生成
Markdown生成
GitHubに貼れるMarkdown形式で出力してください。
OpenAPI生成
この要件から openapi.yaml を生成してください。
応用例
Slackで /spec コマンドを作る
/spec
で:
- スレッド取得
- Claude要約
- Notion保存
- GitHub Issue生成
まで自動化可能。
実際の開発での活用例(Rails + CDK)
Slack議論
↓
Claude整理
↓
Notion要件化
↓
Issue分解
↓
ClaudeでPRレビュー
AIを「PM補助」に使うイメージです。
セキュリティ注意
- Slack履歴へのアクセス範囲を制限
- Notion書き込み先を限定
- Token管理はSecrets Manager推奨
- 実行前に確認フローを入れる
まとめ
Claude + MCP を使うと:
- Slack議論 → 要件定義
- 要件定義 → 実装タスク分解
- 要件 → OpenAPI生成
- 自動Notion保存
まで一気通貫で可能になります。