はじめに
- 私が務めている会社を先日退職したため、退職前に行っておくノウハウの載せておきます。
1. 優先度[高] コネクションを残す
- 社会からドロップアウトできるならまだしも、まだまだ社会とつながりを持って仕事に励まないといけない場合、重要な要素は自身のスキルやキャリア、経験よりもコネクションです。
- 人と人とのつながりが、自身にとっていい仕事を引き寄せたり、自身が苦しいときに助けてもらったりできる「きっかけ」になります。
- 飲み会やランチの予定を余裕をもってセッティングするため、開始時期は最終出社日の1ヶ月以上前のほうがよいとおもいます。
関わった人リストを作成する
- 社員にかかわらず、派遣や業務委託の方も含めて仕事で関わった人をリストアップしましょう。
- 一度でも顔を合わせて話したらリストに加えてよいとおもいます。
- シートのカテゴリは以下のようなものを作ってみてはいかがでしょうか。
- リストに加えるか迷った時は、「自身より優秀な人」かどうかで判断してみてはいかがでしょうか。
- 同時に名刺などの整理もしておきましょう。
氏名 | 事前に退職の連絡をしたい | 飲み/ランチにいきたい | 連絡先を交換したい |
---|---|---|---|
田中太郎 | ◯ | 飲み | ◯ |
山田花子 | ◯ | ランチ | ◯ |
事前に退職の連絡をする
- 口頭だと周りの目が気になりますし、メールだと堅苦しい感じがあるので、チャットなどがあればそこで気軽に話してみてはいかがでしょうか。
- IT技術がいくら発展しても人同士の飲みニケーションなどはまだまだ健在です。気軽に誘ってみてはいかがでしょうか。お金や時間の都合もあると思いますので、まとめて誘うグループを作ってまとめて開催するというのもよいとおもいます。
- ついでに連絡先がほしければ、事前にFacebookのアカウントを探し出しておいて、友達登録の許可を取ってみるとよいかもしれません。
- 連絡先は、Facebook、LINE > メールetc...がよいとおもいます。
- この連絡の反応によって、相手との距離感が測れる場合もあります。お互いに気が合う形であれば、相手から飲み会やランチの誘いがくる可能性が高いです。
- 少しずる賢いですが、相手からの評価や親近感を上げるために、飲み会やランチでは少し突っ込んだ話や素を出していく感じが良いかもしれません。普段からはっちゃけている方は逆に聞き役になってみるのも良いです。
最終出社日に連絡をする
- リストの人全員に退職のメールをBCCで送りましょう。
- その際に自身のメールアドレスやFacebookなどを一応載せておくのがよいでしょう。
- お菓子を配ったりするのも通例かと思うので、事前に選んで購入しておきましょう。
退職後1〜3ヶ月後くらいに近況連絡や飲み会などを行う
- 話す中で、コミュニティが深まる可能性があります。
- 自身の現在と過去を照らし合わせて、仕事のやり方を見直すきっかけになるかもしれません。
- 思わぬキッカケで良い人材を引き抜くことができたり、面白い話が生まれるやもしれません。
2. 優先度[中] 次の仕事の勉強をする
- 事前に勉強できる技術や知識があれば聞いておきましょう。
- なるべく、技術や知識が現在とまったく異なる新規の部分を勉強しましょう。
- 例えば、Webアプリケーションの場合は、RestfulなAPIやCRUDアプリケーションを作れると良いと思います。
- 開始時期は最終出社日の1ヶ月以上前のほうがよいとおもいます。
3. 優先度[中] パソコンにインストールするソフトウェア情報や設定情報をまとめておく
- 会社のセキュリティ情報や個人情報は抜き出さないように注意しましょう。
4. 優先度[中] ソフトウェアの設定情報をまとめておく
- ZshやSSH、Gitなどの設定はどこでも同じ設定を使いまわすはずです。
- 会社のセキュリティ情報や個人情報は抜き出さないように注意しましょう。
5. 優先度[中] ドキュメントのテンプレート、プレゼン資料、コードTipsなどをまとめておく
- 会社のセキュリティ情報や個人情報は抜き出さないように注意しましょう。
オープンにしてしまうのがオススメ
- ドキュメントはQiita
- ソースコードなどはGithub
- プレゼン資料はSlideShare
- その他はGoogleスプレッドシート、Dropboxなど
6. 優先度[低] 自身の痕跡を消すか委譲させておく
- 自身が持っているボールや成果物を削除するか他の人に委譲させておきましょう。
結論
- 結論、コネクションのためには時間とお金を惜しまないこと。