概要
Kinectシリーズの製造停止で僕のTLは阿鼻叫喚になりました。
https://www.fastcodesign.com/90147868/exclusive-microsoft-has-stopped-manufacturing-the-kinect
なぜなら、安価で買えて骨格推定が動くコンシューマカメラがほぼ無くなってしまうからです。現状を説明します。
Kinect v1,v2
どちらもWindowsをサポートしていて、無料のSDKを入れるだけで人間の骨格推定した座標を取得できます。
余談ですがKinect v2のRGBカメラの露出固定が出来ないの凄く不便です(・x・)
Realsense
カメラがいっぱい出ていて複雑ですが、無料のSDKがあります。
z200 系で骨格推定がサポートされていますが、4-6箇所の座標のみ取得できます。
https://communities.intel.com/thread/113007
他のカメラではSR300で腕の位置は取得できますが、全体骨格は取得できません。
また、Scene Perceptionや前述のSkeletonTrackingなどの高レベルAPIを含んだRealSense SDKが開発終了となりました。
https://software.intel.com/en-us/realsense-sdk-windows-eol
後継としてGithubで開発が公開されている新RealsenseSDKは低レベルAPIのみのサポートになっています。つまり、骨格推定は実装されていません。
https://github.com/IntelRealSense/librealsense
Xtion2
2017年発売、単品で購入可能でKinect v2よりは深度精度が落ちる様です。
こちらもNiTEを使って骨格推定が出来るようですが、NiTE対応版は高くなるようで、またあまり現時点では情報が多くありません。
Orbbec Persee
https://orbbec3d.com/
単体でAndroidとかを組み込んだKinect的なカメラ。
一応SDKを使うと骨格推定データを取り込めると書いてありますが、あまり調べていません。(多分国内で使う場合、技適とかが厳しそう)
結論
手軽に骨格推定する可能性あるならKinect v2を在庫かき集めておくのが良さそう。