この解説は、
の続編です。
前回で OCI Cost Governance and Performance Monitoring SolutionのOracle Analyticsでの可視化ができました。
ここで、このコスト可視化ツール自体は無料ですが、その動作環境にコストが掛かっています。
そこでアナリティクスクラウドを無料のアナリティクスデスクトップに置き換えて、そのにコストを抑制したいと思います。
手順
デスクトップの準備
Oracle Analytics Desktopはこのリンクからダウンロードします、Windows版とMac版があります、どちらでも動きます。
このインストール作業は簡単なので省略します。
アプリケーションのインストールは、ブラウザ版とは変わらず、前回ダウンロードした 85195532.dva ファイルをインポートで行います。
プロジェクト/フローのインポートで
「インポートに成功しました」で OK。
するとインストールされたアプリケーションが、画面左下に OCI Cost Governance &という名前で現れます。
このアイコンをクリックすると起動はしますが、まだ初期状態では ADWにはつながっていません。
動かすと問い合わせエラーが画面に表示されます。
そこで、データにナビゲートして 接続タブの cosgov の右端のプルダウンの中の検査をクリックします。
ここに前回ダウンロードしたWalletファイルを読み込みます、ADWへの接続形態自体は変わらないので、手順は同じです。
デスクトップ版でも普通に動きますね、アナリティクスクラウドがこのツールの運用コストの4割くらいを締めているのと、この程度はあまり高度な分析ではないので、デスクトップの無料版の使用で良いと思います。
また、このツールのユーザーは、OCIにログインする必要はありません、また、このアナリティクスのデスクトップ版に、例えばExcelにまとまった電気代とか、他社クラウドの料金とかも統合すれば、いろいろ統合して閲覧できると思います。
この時、Oracle Cloud上ではアナリティクスインスタンスは動かしておく必要はありません。
まとめ
デスクトップ版のアナリティクスを使うことで、ビューの作成をクラウドから外出しできます、
これにより
このツールのクラウドコストが下げられるます。
デスクトップツールなので、財務担当者が作業しやすいです。
このコスト報告書作成者はOCIにログインする必要がありません。
などのメリットがあると思います。
以上