昨日はNEMのノードに確実に接続する方法を紹介しました。
これをXEMBookに組み込んでみましょう。
というわけで、まずはXEMMesssageに適用してみました。
XEMBook catapult検索のすごさを堪能してください(NEM/mijinのCatapultとは関係ありません)
初期表示はいつもと同じ25件検索です。
そして、今回あらたに検索条件指定を追加しました。
あるいは、さらに読み込むリンクをクリックしてください。
なんということでしょう!
デフォルトでは25件ずつしか表示できないNEM API仕様ですが、
そんなことはお構いなしに一気に250件検索を行います。
アドレス部分に &bulk=20 などとしていすると 20台のノードに25件ずつ検索を行います。
表示時間のストレスもほとんど気になりません。
これ、全部オンチェーンへ検索かけてます。
途中でタイムアウトなどの失敗をしても、再度取りに行くので安定性も抜群です。
(再取得の場合はハッシュアクセスモードとなり、アポスティーユサーバに接続するので
表示にしばらく時間がかかります。)
ブロックチェーンは内部ロジックの高速化がよく話題になりますが、
例えばプライベートチェーンにスケールして秒間4000txを実現したとしても
ノードを参照するのに10秒以上もかかっていてはUXとしては疑問点が残ります。
こういう部分のパフォーマンスがユーザーのストレスに直接かかわってくることも覚えておくべきでしょう。
XEMBookではXEMBook-sdk プロジェクトと題して
内部に高速かつ高セキュリティのxembook-catapultを内包し、
これらの課題にこれからも挑戦しつづけます。
NEM1も面白いのでまだまだNEM1で遊びます。
来年もよろしくお願いします。