機械学習を勉強したく、
すきま時間をみつけて散発的にanacondaやらvscodeやら試行錯誤していれて動かしていたせいで
実行環境が混乱しだしてきました。。。
ゼロベースから、再構築をしたので、その手順をまとめます。
本記事は、この2部構成になっており、
- ステップ①:pythonが稼働できる環境作成
- ステップ②:グラフ描画の為の環境構築
具体的には下記内容をやります。
- python -インストール
- numpy -数字計算ライブラリのインポート
- matplotlib -グラフ描画ライブラリのインポート
- 上記を組み合わせて、VScode上でグラフを書いてみる
ステップ①:pythonが稼働できる環境作成
前提
- windows10 home edition
- vscodeで構築(anacondaは使いません)
Windows上でやること
下記からpythonをインストールしておく
https://www.python.org/downloads/windows/
Stable Releases(安定版)から選ぶとよいでしょう
今回は「Windows x86-64 executable installer」を選びました。
exeファイルが落ちてくるので、サクッとインストールします。
vscode上でやること
それでは、vscodeで環境を作り直していきたいと思います。
左端にある『田』が壊れたみたいなアイコン(拡張機能を選択)
続いて「python」と入力し、おそらく一番上にヒットするPythonをインストールします
↓↓
同時に、依存関係にあるjupyterもインストールされます
続いて、Pythonのpathを指定します。
PreferenesのSettingsを選びます
そして、次のコマンドを叩けば
python.pythonpath
パスを指定する画面になるので、正しいパスを入力しましょう
※私の環境では、anacondaを1年ほど前に使っていたこともあり、デフォルトでanacondaが指定されていました。。
windowsでパスを調べるためには、実行ファイルを開けばよいと思います。
普通にインストールすれば、このようなパスのハズ
user
C:\Users\*****\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Python 3.9
workspace
C:\Users\*****\AppData\Local\Programs\Python\Python39\python.exe
そして、hello.pyファイルを作成し、下記内容で実行すれば
msg = "hello world!"
print(msg)
実行結果↓
hello world!
おめでとうございます!
これで、pythonが最低限稼働する環境ができました!!!
ステップ②:グラフの描画をしてみる
環境を構築する
numpy, matplotlib が必要となってくるため、
pipを使ってインストールします。
※pipは、nodeいうnmp、rubyでいうgemのようなものです。
まずは、手始めにpipをアップデートしましょう。
※おそらく、最初にpythonをインストールした時に同時にインストール済みですが、
バージョンは常に最新にしておきます。
py -m pip install -U pip
NumPyのインストールは、以下のコマンドを実行します。
py -m pip install numpy
matplotlibのインストールは、以下のコマンドを実行します。
py -m pip install matplotlib
これでグラフ描画の為のライブラリの環境が整いました。
実際にグラフを描いてみる
細かい解説は抜きに、先ほどのhello.pyを次のように上書きして実行してみましょう
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
msg = "Hello numpy and matplotlib"
print(msg)
x = np.linspace(0, 1, 5)
y = x ** 2
plt.plot(x, y)
plt.show()
下記のようなグラフが描画できたら成功です!
今回の記事の目的は、果たせたのでここで終了です!お疲れさまでした!
おまけ
pythonを使う目的として
回帰分析などをしていきたい方は、pandasライブラリも同時に入れておくとよいでしょう
py -m pip install pandas
これで、データの欠損を補ったり、データの並び替えなど、
分析の前準備をする際に力を発揮するライブラリです。