はじめに
プログラミング言語 【C#『シーシャープ』】 を使用して
プログラムを最初から学習するための記載。
前回:ゼロから始めるプログラム学習(C#)_004
https://qiita.com/nekoozi/items/0e1f9bc78c98559dfffe
繰り返し
1・・・ for命令
for命令は、指定した回数だけ繰り返し処理を行うための構文
for命令の基本構文
for (初期化子; 条件; 反復子)
{
// 繰り返し実行する処理
}
namespace ArrayExample
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
/* 配列の宣言と初期化 */
string[] characters = new string[] { "あ", "い", "う", "え", "お" };
/* 各要素の表示 */
// for文を使って配列の各要素を個別に表示
// characters.Length は 配列の数をカウント
for (int i = 0; i < characters.Length; i++)
{
Console.WriteLine($"characters[{i}] = {characters[i]}");
/* 上記はつまり
1回目のループでは 0 < 5 になり
i は 0(ZERO) を設定して出力
2回目のループでは 1 < 5 になり
i に 1 を設定して出力
3回目のループでは 2 < 5 になり
i は 2 を設定して出力
4回目のループでは 3 < 5 になり
i は 3 を設定して出力
5回目のループでは 4 < 5 になり
i は 4 を設定して出力
6回目のループでは 5 < 5 になり
そもそも処理を行わない
*/
}
}
}
}
実行の流れ:
for ループでは、i の値が 0 から始まり、
配列の長さ(characters.Length = 5)より小さい間、
ループ処理が繰り返され、以下のようになります
1回目のループ (i = 0):
2回目のループ (i = 1):
3回目のループ (i = 2):
4回目のループ (i = 3):
5回目のループ (i = 4):
6回目 (i = 5) の時点で条件 i < characters.Length が成立しなくなるため、ループ終了。
出力結果:
characters[0] = あ
characters[1] = い
characters[2] = う
characters[3] = え
characters[4] = お
2・・・ foreach命令
foreach命令は、配列やコレクションの要素を順に処理するための構文で、要素数を気にせず安全に使えます。
foreach命令の基本構文
foreach (型 変数 in コレクション)
{
// 繰り返し実行する処理
}
namespace ArrayExample
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
/* 配列の宣言と初期化 */
// String型の配列を宣言し、初期値を設定
string[] characters = new string[] { "あ", "い", "う", "え", "お" };
/* 各要素の表示 */
// foreach文を使って配列の各要素を順に表示
foreach (string character in characters)
{
Console.WriteLine($"Character: {character}");
/* foreachではインデックスを意識せず
配列の各要素を1つずつ取得して処理します。
*/
}
}
}
}
出力結果:
Character: あ
Character: い
Character: う
Character: え
Character: お
・簡潔な記述:
for文のようにインデックスを管理する必要がありません。
・安全性:
配列やリストの範囲外をアクセスする心配がないため、エラーを防ぎやすいです。
・制限:
要素を直接変更することはできません(コピーに対して操作が行われるため)。
次回:ゼロから始めるプログラム学習(C#)_006
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参考文献
C#関連情報サイト様