##目的
このページではRTX1200を初期化してからipv4/ipv6で通信できるようにするところまでを目的とする。前回は無名ユーザのパスワード設定とadministratorのパスワードを設定するところまでやったので今回はユーザの作成とユーザ権限の設定を行っていきたい。次回はipv4の設定を行う。
例のごとく筆者がCUIが好きなので使いやすいGUIが用意されているがガン無視していく。
いつものことながら筆者が環境作りなおすときに見るためのメモ書きなのでわかりにくいところが多い気がする。
##使用機材・ソフトウェア
このあたりは前回と一緒だが今回も記載をしておく。
・RTX1200(リンク)
・PC(Ubuntu16.0.4)
・GTKTerm 0.99.7-rc1
・telnet
・ifconfig
・USBシリアルケーブル(クロス)(amazonで筆者が買った物)
##ログイン
前回ログインまでは行ったので前回と同じ手順でログインをする。
今回も例のごとくシリアルケーブルを買ったのでシリアル通信で行っていく。
##ユーザの作成
ユーザを作成するときは下記のコマンドを実行する。もちろんadministrator
で実行する。
login user (ユーザ名)
この後パスワードを設定するよう指示されるのでパスワードを設定する。
同じユーザ名のユーザは作成することが出来ないので、このコマンドを発行するとパスワードの変更扱いになる。
##ユーザ権限の設定
ユーザ権限を設定するときは下記のコマンドを実行する。もちろんadministrator
で実行する。(権限名)=(設定値)
の部分は繰り返し書くことで複数の権限を同時に設定可能。
また、一部の設定値以外はカンマ区切りで書くことが可能。
ユーザ名を省略すると無名ユーザに対する権限設定になる。
user attribute (ユーザ名) (権限名)=(設定値)
コマンド発行の例としては以下のようになる。
もちろんmisaka
と言うユーザかなければエラーになる。
user attribute misaka administrator=on connection=serial,ssh,sftp host=any
権限の一覧や設定値についてはヤマハさんのページを参考にしてほしい。