目的

このページではRTX1200を初期化してからipv4/ipv6で通信できるようにするところまでを目的とする。前回はとりあえず接続するところまでやったので今回はパスワード設定を行っていきたい。
例のごとく筆者がCUIが好きなので使いやすいGUIが用意されているがガン無視していく。
いつものことながら筆者が環境作りなおすときに見るためのメモ書きなのでわかりにくいところが多い気がする。
文字コードでお困りの方は私の記事の1.5を参照されたし。
次回はこちら。

使用機材・ソフトウェア

このあたりは前回と一緒だが今回も記載をしておく。
・RTX1200(リンク)
・PC(Ubuntu16.0.4)
・GTKTerm 0.99.7-rc1
・telnet
・ifconfig
・USBシリアルケーブル(クロス)(amazonで筆者が買った物)

ログイン

前回ログインまでは行ったので前回と同じ手順でログインをする。
今回もせっかくシリアルケーブルを買ったのでシリアル通信で行っていく。
何から何まで時代に逆行してけんかを売っている気がするけれどもきっと気のせい。

ログインパスワードの設定

画面キャプチャを見ていただければ分かるように「ログインパスワードを設定しろや」と以下のようなメッセージで怒られているのでそこから設定をしていこうと思う。

The login password is factory default setting.\
 Please request an administrator to change the password\
 by the 'login password' command.

コマンドとしては以下を発行する。

administrator
login password
save

古いパスワードは設定していなければ(初期設定では)何も入力せずにエンター。
新しいパスワードを2回入力して完了。
パスワードの最大長は32文字。
完了するとパスワードの強度がどれくらいかを教えてくれる。
パスワードを暗号化して保存する場合は次のコマンドを使用する。

administrator
login password encrypted
save

administratorパスワードの設定

ログインパスワードを変更した時の画面キャプチャを見ていただければ分かるように「administratorパスワードを設定しろや」と以下のようなメッセージで怒られているので次はそこを設定していこうと思う。

The administrator password is factory default setting.\
 Please change the password\
 by the 'administrator password' command.

コマンドとしては以下を発行する。既にadministratorになっているのであればadministratorコマンドは不要。

administrator
administrator password
save

パスワードを暗号化して保存する場合は次のコマンドを使用する。

administrator
administrator password encrypted
save

参考

ヤマハネットワーク周辺機器技術情報ページコマンドリファレンス機器の設定

4.1 ログインパスワードの設定
4.2 ログインパスワードの暗号化保存
4.3 管理パスワードの設定
4.4 管理パスワードの暗号化保存