概要
Markdownでは、通常の改行(単に Enter キーを押すだけ)では改行されず、テキストが連結されてしまいます。強制的に改行を挿入するには、行末に2つ以上の半角スペースを入力し、その後に改行します。
対応している仕様
この仕様は、以下の主要なMarkdown方言でサポートされています。
- CommonMark
- GitHub Flavored Markdown (GFM)
具体例
例1:強制改行あり
入力:
これは第一行です
これは第二行です
(※「です」の後ろに半角スペース2つ)
出力:
これは第一行です
これは第二行です
例2:強制改行なし
入力:
これは第一行です
これは第二行です
出力:
これは第一行ですこれは第二行です
この仕様を調べたきっかけ
Swaggerで利用するYAMLファイルを修正していたところ、description タグ内では行末に半角スペース2文字を入力すべきとするコーディング規約がありました。しかし、それを知らずに空白なしでコミットしたため、レビュー者から指摘を受けました。
調べてみると、Swaggerの description タグでは CommonMark がサポートされており、このコーディング規約はCommonMarkの仕様に基づくものでした。
description is extended information about your API. It can be multiline and supports the CommonMark dialect of Markdown for rich text representation.
参考:https://swagger.io/docs/specification/v3_0/basic-structure/
Swaggerの仕様はもちろん、半角スペース2文字による改行というCommonMarkの仕様も知らなかったため、本記事で簡単にまとめました。