業務でDrupalを使ったWebサイト構築をすることになりました。
検証やら調査やらでローカル環境にDrupalをインストールしたので、備忘録も兼ねてやり方をご紹介します。
Acquia Dev Desktopのインストール
ローカルでDrupalを動かすために、Acquia Dev Desktopというものを使います。
通常Webサイトを作るとなるとWebサーバーとかDBを準備する作業がありますが、
Acquia Dev Desktopを使えばApacheやらMySQL、PHPなんかを全部用意してくれるわけです。
Drupal向けの統合開発環境みたいなものですね。
こちらからダウンロードしてください。
インストーラーの実行
ダウンロードしたら実行してAcquia Dec Desktopをインストールします。
基本的にNextを選んでいけば問題ないです。
途中Acquia Dev Desktopのインストールフォルダを聞かれますが、お好みで設定してください。
Drupalのダウンロード
Acquia Dev Desktopのインストールが完了したら、
画面左下の「New Drupal Site...」を選択します。
次にダウンロードするものを聞かれますので、「Drupal8」を選択します。
項目 | 説明 |
---|---|
Local code base | Drupalのコアファイルを保存する場所 |
Local site name | Acquia Dev Desktopの管理用ラベル |
Use PHP | 使用するPHPのバージョン |
Database | 基本的に「Create a new database」でOK |
New database name | データベースの名前 |
完了した「Finish」を選択。
Drupalのインストール
ダウンロードが完了するとAcquia Dev Desktopのトップ画面に今ダウンロードしたDrupalが表示されます。
「Local site」をクリックして、Drupalをインストールします。
次にインストールプロフィールを選択します。ここでは「標準」を選択します。
最後に作成するサイトの基本設定を行います。
サイト名やら管理者(admin)の設定やらをします。
メールアドレスを入力する欄がありますが、特にメールが送られてきたりはしません。
ここで設定する項目は後でいつでも変えられます。
あとは好きなようにコンテンツやブロックを作ったり、カスタムテーマを入れてみたり、モジュールを入れてみたり遊んでみてください。
AcquiaDevDesktopを使えば複雑な設定なしに、簡単に、ローカルでDrupalサイトを構築できるようになります。
是非試してください。